【新華社北京7月27日】サービス業の対外開放をいっそう拡大するため、中國河北省政府弁公庁はこのほど、「サービス業重點分野の対外開放をいっそう拡大する実施方案」(方案)を公布した。方案によると、河北省は國際物流ルートとのマッチング、金融サービスイノベーション開放の推進、協同開放科學技術サービスプラットフォームの構築、國際観光目的地の建設、順序良く情報サービス分野の開放拡大を推進すること、國際サービス貿易の優位性のあるブランド育成、國際健康産業集積地の育成など、7つの重點任務に焦點を當て、サービス業重點分野の対外開放をいっそう拡大する方針だ。中國証券網が伝えた。
方案では、3年前後の期間で、サービス業を外資利用の優位性ある分野に発展させ、サービス業の外資利用規模の佔める割合を全省の35%前後に拡大し、外資利用額を40億ドル以上に増やすよう計畫している。
沿海港灣の國際機能を完備させ、國際貨物源の処理を強化し、國際航空物流ルートを広げる。
金融サービスイノベーション開放の推進では、同省は金融イノベーション集積地を構築し、各種の金融機関を集め、海外進出企業の調達ルートを広げる。「河北雄安新區計畫綱要」を実施に移し、北京金融機関本部あるいはフィンテックイノベーション機関の進出を受け入れるとともに、多國籍企業アジア本部を積極的に導入し、全國法人金融機関の雄安新區への支社・子會社設立を奨勵、金融業の雄安新區と同省重點都市への配備を推進する。
世界へ向けた技術イノベーションプラットフォーム、協同イノベーション受け入れプラットフォーム、國際科學技術協力プラットフォームを構築する。雄安新區の機能的な位置づけおよび建設計畫を着実に実行に移し、雄安新區の國內科學研究機関との連攜を促進、中央の決定に基づき、國家重點実験室やエンジニアリング研究センターなどのイノベーションプラットフォームを建設する。
國際臨海観光港および國際氷雪観光ベルトを建設する。國際観光サービスシステムを完備し、國際観光受け入れ能力を強化する。世界観光連盟(WTA)本部を雄安新區に引き入れることに盡力する。
國家ビッグデータ総合試験區を建設し、多層的な情報サービスプラットフォームを構築、情報サービスマッチング協力を深化させる。
國家クラス越境EC(電子商取引)産業基地を創建する。唐山市、石家荘市などの越境EC総合試験區の申請・建設を奨勵する。対外志向型サービスアウトソーシング基地を設け、國際文化交流協力を深め、雄安新區の生態・人文要素資源と都市景観資源の優位性を発揮させる。創造設計やハイエンド映畫・テレビなどの文化産業を養成、國際文化交流の重要な基地をつくる。サービス貿易促進プラットフォームを構築し、雄安新區のサービス貿易イノベーション発展モデルを着実に推進する。
環京津(北京・天津)健康養老産業圏、ヘルスケア産業イノベーションモデルエリアを建設し、「醫療、醫薬、リハビリ、保健、観光」を一體化したハイエンド健康産業クラスターを育成する。
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