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三峽ダム地區に長江希少植物園を、中國の研究者が盡力
jp.xinhuanet.com | 発表時間 2018-07-24 20:27:47 | 新華社 | 編集: 郭丹

  【新華社武漢7月24日】中國の三峽地區は長江流域の「緑の寶庫」、「種の遺伝子バンク」とも呼ばれ、多數の希少種と固有種の植物を有している。

  長江希少植物研究所の黃桂雲高級エンジニアは1992年から、同地區の希少植物に対する追跡観測を開始した。黃氏は「三峽ダムの貯水後、海抜がやや低い場所の植生は水沒し、やや高い場所の植生は移住した住民の活動による影響を受けた。これらの希少植物を全て保護するなら、時間との戦いになる」と語る。

  三峽ダムの建設と運営を手がける中國長江三峽集団は、同ダムが生態環境に與える影響の排除や緩和を目的に、億単位の資金を次點に投じ三峽苗木研究センターを設立した。また、毎年500萬元(1元=約16円)を割り當て科學研究と保護活動を支援し、業務に精通した人材を調達して「黃桂雲イノベーションスタジオ」などを設立した。

  研究所は現在、中國最大の三峽地區特有の希少植物遺伝資源バンク、保全拠點となっている。研究所にはダム地區の植物436種、1萬8千株余りが移植、保護されている。

  長江流域の植物資源狀況に基づき、研究所は「第13次五カ年規畫(2016‐2020年)」期末には保護品種を1千種にまで拡大する予定だという。また向こう3~5年で、三峽ダム地區の12・8平方キロメートルの範囲に、既存の一般的な緑化植物と育てた希少種・固有種の植物を徐點に入れ替えていくとしている。

  黃氏は「三峽を訪れる観光客はいずれ、三峽ダムだけでなく、素晴らしい生態環境と美しい景色の希少植物園を見學できるだろう」と語った。

 

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新華網日本語

三峽ダム地區に長江希少植物園を、中國の研究者が盡力

新華網日本語 2018-07-24 20:27:47

  【新華社武漢7月24日】中國の三峽地區は長江流域の「緑の寶庫」、「種の遺伝子バンク」とも呼ばれ、多數の希少種と固有種の植物を有している。

  長江希少植物研究所の黃桂雲高級エンジニアは1992年から、同地區の希少植物に対する追跡観測を開始した。黃氏は「三峽ダムの貯水後、海抜がやや低い場所の植生は水沒し、やや高い場所の植生は移住した住民の活動による影響を受けた。これらの希少植物を全て保護するなら、時間との戦いになる」と語る。

  三峽ダムの建設と運営を手がける中國長江三峽集団は、同ダムが生態環境に與える影響の排除や緩和を目的に、億単位の資金を次點に投じ三峽苗木研究センターを設立した。また、毎年500萬元(1元=約16円)を割り當て科學研究と保護活動を支援し、業務に精通した人材を調達して「黃桂雲イノベーションスタジオ」などを設立した。

  研究所は現在、中國最大の三峽地區特有の希少植物遺伝資源バンク、保全拠點となっている。研究所にはダム地區の植物436種、1萬8千株余りが移植、保護されている。

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  黃氏は「三峽を訪れる観光客はいずれ、三峽ダムだけでなく、素晴らしい生態環境と美しい景色の希少植物園を見學できるだろう」と語った。

 

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