【新華社北京7月18日】中國商務部の高燕副部長は、國務院新聞弁公室が17日に開いた第15回中國-東南アジア諸國連合(アセアン)博覧會の記者會見で、「中國とアセアンの貿易額は2017年に5148億2千萬ドル(1ドル=約112円)に達し、2003年の6・6倍となり、中國対外貿易に佔める比率は8分の1まで上昇した」と発表した。中國は9年間連続でアセアン最大の貿易相手、アセアンは7年間連続で中國第3位の貿易相手となった。中國とアセアンの2018年1~5月の貿易額は18・9%増の2326億4千萬ドルに達した。経済參考報が伝えた。
「中國とアセアンの経済貿易協力は、以前よりわれわれが対外協力で優先している方向だ。『一帯一路』建設において、アセアンは中國が対外協力で優先する方向でもある。中國はアセアン最大の貿易相手であるのに対し、アセアンは中國第3位の貿易相手、第3位の輸出先、第2位の輸入元となっている」と高燕副部長は説明し、中國とアセアンの貿易総額は2017年には5148億2千萬ドルに達し、中國の対外貿易総額の12・5%を佔め、この比率は決して小さいものではなく、しかも年點上昇していると述べた。
デ-タによると、中國とアセアンの2017年の貿易総額は前年同期比13・8%増の5148億2千萬ドルで、そのうち、中國によるアセアン向けの輸出額は9%増の2791億ドル、輸入額は20%増の2357億ドルに達した。高燕副部長は、中國は貿易黒字を求めているのではなく、アセアン諸國から更に多くの商品を輸入する意向があると強調した。
貿易規模が大きく伸びているが、投資協力も効果を挙げている。中國とアセアンの雙方向投資総額累計は2千億ドルを超えている。そのうち、中國企業によるアセアン諸國向けの直接投資は860億5千萬ドル、今年1~5月の中國企業によるアセアン諸國向けの新規直接投資は32・8%増の41億7千萬ドルだった。アセアン諸國の中國向け投資累計は1139億6千萬ドルに達し、今年1~5月の新規直接投資は41・9%増の29億4千萬ドルだった。
「中國企業によるアセアン向けの投資の伸びは比較的早く、雙方向の投資は日増しに均衡に向かっている」と高燕副部長は指摘し、中國企業の投資先分野はすでに製造業、採鉱業、卸売・小売から電力、水供給、電気通信などのインフラ整備および商業・貿易サ-ビス業まで広がっているという。
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