【新華社成都6月15日】中國四川省都江堰市の國有営林場管理者はこのほど、同市竜池鎮國有林區で夏季森林資源の保護および観測作業を行っていた際、赤外線観測カメラが野生のジャイアントパンダが深夜に活動する様子をとらえたことを確認した。同市の関係者が13日に明らかにした。
映像には、體重が100キログラムを超えると見られる野生のジャイアントパンダ1頭が、赤外線區域內をのしのしと歩き回る姿が映し出されていた。営林場の作業員は、國有林區の斑鳩崗から落池塘までのルートを観察パトロールしている際に、赤外線観測カメラがとらえた映像を確認したと語った。カメラはジャイアントパンダのほか、ツキノワグマ、ゴーラル、ヤマネコ、ベニジュケイなど10數種類の希少な野生動物が、えさを探したり歩き回る姿をとらえていた。
竜池鎮國有林區の作業員は今年3月、赤外線観測カメラをチェックした際、野生のジャイアントパンダが深夜に活動する映像を初めて確認した。今回撮影したパンダはそのときのパンダと比べ、よりがっしりした體型であることから、別の個體だと推測している。(記者/李力可、薛晨)
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