【新華社ウィーン4月29日】中國と歐州を結ぶ國際定期貨物列車「中歐班列」初のウィーン直通列車が27日、オーストリアの首都ウィーンに到着した。同國のファン・デア・ベレン大統領は「中歐班列」はオーストリアと中國の友好協力の象徴だと述べた。
ファン・デア・ベレン大統領は歓迎セレモニーで、約2週間前に中國四川省成都市で「中歐班列」の出発を見屆け、今はこの列車の到着を心から歓迎していると述べ、この列車は將來の両國間の経済や文化など各分野における交流の象徴だと語った。
同國のシュラムベック・デジタル化・経済立地相は挨拶で、「中歐班列」はオーストリアと中國が「一帯一路」の枠組みの下で雙方向貿易を推進するのに役立ち、両國に利益をもたらすだろうとの見解を示し、「中歐班列」が中國の商品をオーストリアに運ぶだけでなく、オーストリアの高品質で高付加価値な製品を中國に運ぶことも期待していると語った。
李暁駟駐オーストリア中國大使は挨拶で、中國はオーストリアと共に努力し、両國首脳が得た各コンセンサスを実行し、早期に「中歐班列」の雙方向運行を常態化し、「中歐班列」が両國協力とウインウインの象徴的プロジェクトになるようにしたいと述べた。
ウィーン直通の「中歐班列」第1便は電子部品やLED照明器具、寢袋などの貨物を載せて12日に成都を出発。アジアとヨーロッパの6カ國を通り、9800キロメートル走行してウィーンに到着した。
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