【新華社北京12月17日】中國宋慶齢基金會は16日、北京で「第8回孫平化日本學學術奨勵基金」の授賞式を行った。26名の中國人學者が受賞した。
「第8回孫平化日本學學術奨勵基金」の選考対象は、2014年1月1日から2016年12月31日の期間、中國または日本で出版された人文・社會分野における日本學研究の専門著書、訳書と論文となる。審查の結果、25點が受賞した。北京大學の丁莉氏の「永遠の唐土——日本平安朝物語文學の中國敘述」が専門書賞の一等賞、南京大學の朱安新氏と高熔氏の「日本獨居老人の孤獨死感知─日本內閣府」が論文賞の一等賞を受賞した。
同基金は、中日友好協會會長を務めた故孫平化氏の名前を冠し、日本學研究體系の構築のための學術奨勵基金として、1997年に設立された。中國で唯一、青壯年を対象に日本學研究をサポートしている。
當基金が設立されてから20年間、今回を含め104點の高レベルかつ獨特の見解を持つ學術作品を選出している。當基金の設立は中國の日本學を研究する青壯年の人材の育成、中日両國の民間交流を促進に積極的な役割を果たした。
當日、故孫平化氏の娘である孫暁燕氏などの親族と中日友好人士が授賞式に出席にした。(記者/姜潚)
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