【新華社北京12月1日】アグン山の噴火の影響を受け、バリ島のデンパサール空港(ングラ・ライ國際空港)は11月27日より一時的に閉鎖されている。11月29日現在、中國人旅客1萬人余りが火山の噴火で現地滯在を余儀なくされている。そんな中、交通部民用航空局(民航局)は緊急通報システムをただちに起動させ、バリ島行き路線を運営する中國東方航空(MU)、中國南方航空(CZ)及び廈門航空に旅客の配置作業を着実に行い、緊急輸送手配のための対応措置を事前に徹底させるよう要請した。
バリ島の空港が11月29日14時28分から11月30日7時まで一時的に開放されたのに伴い、民航局は29日夜に中國南方航空の旅客機2機、中國東方航空の旅客機4機をただちにバリ島に差し向け、滯在客の帰國を支援した。11月30日當日、民航局は國內航空會社の旅客機7機を次點に手配し、滯在客1000人余りの帰國支援も行っている。
民航局はまた、バリ島から中國國內へ向かう路線を運営する多くの外國の航空會社とも積極的に調整を行い、旅客を周辺の空港経由で帰國させてきた。11月30日9時30分の時點で、外國の航空會社は旅客機16機を差し向け、滯在客2893人の帰國を支援している。11月30日當日、民航局は外國の航空會社と協力し、旅客機13機を手配して滯在客2703人の帰國を支援した。
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