中國共産黨第１９回全國代表大會（第１９回黨大會）の『中國共産黨規約（改正案）』に関する決議
（2017年10月24日に中國共産黨第１９回全國代表大會が採択された）
【新華社北京10月24日】中國共産黨第１９回全國代表大會（第１９回黨大會）は第１８期中央委員會が提出した『中國共産黨規約（改正案）』を審議し、一致に採択し、この改正案は採択された日から発効すると決定した。
大會は次のようにみなしている。第１８回黨大會以來、習近平同志を主な代表とする中國共産黨員は、時代の発展に順応し、理論と実踐の結びつく上で、新たな時代に、どのような中國特色のある社會主義を堅持・発展するのか、どのように中國の特色のある社會主義という重大な時代の課題を堅持・発展するのか、などの問題に答え、習近平新時代の中國の特色ある社會主義思想を創立した。習近平新時代の中國の特色ある社會主義思想はマルクス・レーニン主義、毛沢東思想、鄧小平理論、「三つの代表」重要思想、科學発展観の継承と発展で、マルクス主義の中國化の最新の成果で、黨と人民の実踐経験と集団的英知の結晶で、中國の特色ある社會主義の理論體系の重要な構成部分で、全黨・全國人民が中華民族の偉大なる復興を実現するために奮闘する行動指針で、長期的に堅持し、絶えず発展しなければならない。習近平新時代の中國の特色ある社會主義思想の指導の下、中國共産黨は全國各民族人民を導き、偉大な闘爭、偉大な工程、偉大な事業、偉大な夢について統合的に計畫し、中國の特色のある社會主義の推進が新時代に入った。大會は、黨規約において、習近平新時代の中國の特色のある社會主義思想をマルクス・レーニン主義、毛沢東思想、鄧小平理論、「三つの代表」の重要な思想及び科學的発展観と共に黨の行動指針とするように確立したことで合意した。また、大會は全黨が習近平新時代の中國の特色ある社會主義思想をもって思想と行動を統一し、學習・徹底する自覚性と不動性を強化し、習近平新時代の中國の特色ある社會主義思想を社會主義現代化建設の全過程まで徹底させ、黨建設の各方面で體現させるよう求めた。
大會は次のようにみなしている。中國の特色ある社會主義文化は中國の特色ある社會主義の重要な構成部分であり、全黨と全國各民族人民が勇往邁進するよう奮い立たせる強大な精神エネルギーである。大會は中國の特色ある社會主義文化と中國の特色ある社會主義の道、中國の特色ある社會主義理論體系、中國の特色ある社會主義制度をともに黨規約の中に盛り込むことで同意した。これは全黨が中國の特色ある社會主義に対する認識を深め、中國の特色ある社會主義の內包を全面的に把握するのに役立つだろう。大會では、わが黨が苦労を経て切り開いたこの道、この理論體系、この制度、この文化を全黨の同志がより大切にし、長期にわたって堅持し、絶えず発展させ、中國の特色ある社會主義の偉大な旗印を高らかに掲げ、道への自信、理論への自信、文化への自信を堅固にし、黨の基本理論、基本路線、基本方略を徹底させねばならないことが強調された。
大會は、中華民族の偉大なる復興の実現は近代以來中華民族の最も偉大な夢であり、我點の黨が人民に、歴史に行った荘厳な承諾であると認識している。大會は、黨の規約で、「二つの百年」を達成するという奮闘目標、中華民族の偉大な復興である中國夢を実現するという壯大な目標を黨の規約で明確することを承諾した。
大會が次のように見なしている。わが國の主要な社會矛盾はすでに人民の日増しに増大する素晴らしい生活への需要と発展の不均衡・不十分との矛盾へと変化しているという第１９回黨大會で作り出した重大な政治的論斷は、我が國の社會発展の客観的な事実を反映し、黨と國家の大政方針、長期的な戦略を立てる重要な根拠である。黨の規約がそれなりに改正することは、我點に我が國の発展の新しい歴史的位置づけと段階的な特性を把握し、より良く黨と國家の事業を推進することに重要な指針を提供した。
大會は、人民を中心とする発展思想を堅持し、革新・調和・グリーン・開放・共有という発展理念を堅持し、小康社會の全面的完成、改革の全面的深化、全面的な法に基づく國家統治、全面的な厳しい黨內統治をバランスよく推進し、社會主義現代化強國を全面的に築き上げることは、中國共産黨が中國の特色ある社會主義の根本的な目的、発展理念、戦略的配置及び戦略目標を堅持して発展させていることを反映したと見なしている。大會はまた、國民経済が質・効率のより高く、より公平で、より持続可能な発展の実現を促進し、中國の特色ある社會主義制度を充実・発展させ、國家統治體系・統治能力の現代化を推し進め、改革の係統性・全體性・調和性を更に重視するなどの內容を黨規約に盛り込むことは、全黨が思想と行動を黨中央の科學的判斷と戦略的配置に統一させ、新たな発展理念を樹立して実施し、改革・発展の新たな局面を絶えず切り開いていくことに有利であるとしている。
大會は次のようにみなしている、中國共産黨第18回全國代表大會以來、習近平同志を核心とする黨中央は経済建設、政治建設、文化建設、社會建設、生態文明建設について一連の新理念、新思想、新戦略を提出した。大會は、資源配分における市場としての決定的な役割を発揮すること、政府の役割をよりよく発揮させること、供給側構造改革を推進すること、中國の特徴ある社會主義法治體系を建設すること、協商民主の幅広く、多層的、制度的な発展を推進すること、社會主義核心価値観の育成・実行すること、中華民族の優れた伝統文化の創造的転化、革新的発展を推進すること、革命文化の継承、社會主義先進文化の発展、國家文化のソフトパワーの向上、イデオロギー関連業務の指導権をしっかりと掌握すること、人民大衆の獲得感を絶えず強めること、社會治理の強化と革新を図ること、総體國家安全観を堅持し、緑の山河は金山や銀山にほかならないという理念の強化などの內容を黨規約に盛り込まれることを賛成する。このような充実を行ったことで、全黨が、より自覚を持って、動揺せずに黨の基本理論、基本路線、基本方略を貫徹し、「五位一體」の総體的配置を統一的に推進することに、非常に重要な役割を果たしている。
大會は、中國共産黨第18回全國代表大會以來、習近平同志が國防と軍隊建設の強化、民族団結、「一國二制度」・祖國統一、統一戦線、外交活動について、一連の重要思想と観點を提出し、中國の特色ある軍隊強化の道を歩み、平等・団結・互助・調和の社會主義民族関係を守って発展させ、祖國の統一を推進し、人類運命共同體の構築を推し進めることに方向を指し示したと認識している。
大會はまた、以下の內容を黨の規約に盛り込むことで一致した。中國共産黨が人民解放軍とその他の人民武裝に対する絶対的な指導を堅持し、習近平による軍隊強化思想を徹底し、政治主導の軍隊建設、改革による軍隊強化、科學技術による軍隊振興、法に基づく軍隊統治を堅持し、黨の指揮に従い、戦闘に勝利でき、優れた気風をもつ人民軍隊を建設して、人民解放軍が新時代における軍隊の使命と任務を効率的に果たせることを確実に保障すること。中華民族の共同體意識を固く築き上げること。正確な義利観をもって、人類運命共同體の構築を推進し、共同協議、共同建設、共同享受の原則にそって、「一帯一路」構想の建設を推し進めることとなっている。大會は、このような內容を充実させることが、黨の人民軍隊に対する絶対的な指導の強化、國防と軍隊の現代化水準の向上、民族団結の強化、中國の開放型経済水準の向上に有利になるとしている。
大會は次のようにみなしている。第18回黨大會以降、わが黨は、黨を全面的に厳しく統治することを着実に推進し、黨の建設を強化する面に関して、全面的な模索を行い、多くの成功した経験と重大な成果を獲得したことを、直ちに黨規約の中で反映され、それを黨全體としての共通意識、及び共同で守らなれなければならないものに転化させる必要がある。大會は、次のような意見で統一した。中國共産黨第19回大會で確立した黨が黨を管理し、黨を全面的に厳しく統治し、黨としての長期的な政権運営能力の建設、先進性と純粋性の建設、または、黨の政治建設を牽引とし、黨としての政治建設、思想建設、組織建設、気風建設、紀律建設を全面的に推進し、制度建設を一貫してその中で貫き、反腐敗の闘爭を深く推進するなどの要求を黨の規約の中に盛り込まれ、そして、絶えず自己浄化、自己更新、自己革新、自己能力の向上を図り、習近平新時代における中國の特色ある社會主義思想を持って、思想と行動を統一し、政治意識、大局意識、核心意識、一致意識をしっかりと樹立させ、習近平同志を核心とする黨の中央権威と集中・統一指導を斷固、擁護し、黨內における政治生活の強化・規範化を図り、黨內政治生活の政治性、時代性、原則性、戦闘性を強化し、黨內における積極的・健康的な政治生活を発展させ、清潔である政治運営を図るなどの內容を黨規約の中に盛り込まれる。そして、黨を厳しく統治することを堅持することを、黨の建設にとって、必ず堅持すべき基本的な要求の一つとして、黨規約の中に盛り込まれる。こうした內容を充実にすることで、黨の建設の目標をより鮮明にし、布石をより完全化にさせることで、黨全體が、より科學的な考えに基づき、より有効的な措置を持って、黨の建設を推進させ、絶えず、黨の建設の質を高め、黨としての活力を永遠に保つことに有利である。
大會は次のようにみなしている。中國共産黨の指導は、中國の特色ある社會主義の最も根本的な特徴であり、中國の特色ある社會主義制度の最大の優位性でもある。黨・政・軍・民・學という各方面、東・西・南・北・中という全國各地、黨はそのすべてを指導する。大會はこの重大な政治原則を黨規約に記入するのを同意したのは、全黨の黨に関する意識を強化し、全黨としての思想における統一、政治における団結、行動における一致性を実現することに役たち、黨の創造力・結束力・戦闘力を高め、中國共産黨が全局を統括して、各方面を協調することを確保して、黨と國家の各活動のために根本的な政治保障を提供するのである。
大會は次のようにみなしている。第１８回黨大會以來の黨の活動と黨建設の成功経験を総括し、汲み取り、そして大綱の修正部分と繋がったことは、黨規約の一部の條文の適切な修正に十分必要だ。習近平新時代の中國の特色ある社會主義思想を真剣に學習し、黨の政治紀律と政治規則を自覚的に厳守し、黨の原則に違反する言行を勇敢に摘発、是正し、社會主義の核心的価値観を先頭に立って実踐し、中華民族の伝統的な美徳を発揚することは、広範な黨員が盡くすべき義務である。政治基準を首位に置くことは、黨員を発展させるために堅持せねばならない重要な原則だ。すべてに行き渡らせる巡視が実現し、中央機関の巡視、市・県の巡察を展開させたことは、巡視活動の実踐的経験から総括した経験でもあるので、それを堅持し、発展させていかねばなたない。中央軍事委員會が主席責任制の実行を明確にし、中央軍事委員會が軍における黨活動や政治的活動に対する責任を明確にしたことは、軍隊改革後の中央軍事委員會が黨管理と黨統治を履行した責任の現実的なニーズを反映している。また、黨の総支部委員會、支部委員會が毎期の任期期限を調整し、「両學一做（黨章・黨規則を學び、習近平氏の系列講話を學び、合格した黨員を成すこと）」による學習教育の常態化・制度化を推進し、國有企業・黨組織の地位と役割を明確にし、社會組織における黨の基層組織の機能的位置づけや職務を盛り込み、各級の黨と國家機関における黨の基層組織の職責・任務を明確にし、黨支部の地位と役割を明確にし、更に、黨幹部に対する選抜條件や要求を充実させ、黨の紀律、黨の紀律検查機関の一部関連する內容を調整･充実したことなどには、第１８回黨大會以降の黨活動と黨建設の成果が集中的に反映されている。これらの內容を黨の規約に記入することは、全黨が、黨の指導思想を把握して時代と共に前進し、習近平新時代の中國特色社會主義思想を用いて頭脳を武裝し、実踐を指導し、活動を推進することに役立る。また、黨の基層組織の政治的な機能を強化し、全面的かつ厳格な黨內統治をより深く発展、推進することにも役に立つ。
大會は次のように要求している。各級黨組織と全黨員は習近平同志を核心とする黨中央の確固たる指導の下で、中國の特色ある社會主義の偉大な旗印を高く掲げ、マルクス・レーニン主義、毛沢東思想、鄧小平理論、「三つの代表」重要思想、科學的発展観、習近平新時代の中國の特色ある社會主義を導きとし、より自覚をもって黨規約を勉強・遵守・実行・擁護し、黨の全面的指導を堅持・強化し、「黨が黨を管理し、全面的に厳しく統治する」方針を堅持し、小康社會の全面的完成の決戦に勝利し、新時代の中國の特色ある社會主義の偉大な勝利をかち取り、中華民族の偉大な復興という中國の夢を実現し、人民大衆の素晴らしい暮らしへのあこがれを実現するために引き続き奮闘していこう！
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