新華網北京9月21日 中國の習近平國家主席は20日、北京人民大會堂で中國を公式訪問中のシンガポールのリー・シェンロン首相と會見した。
習主席は次のように強調した。両國の政治的信頼を強化し、両國関係を絶えず固め、発展させることは、両國と両國人民の利益に合致し、地區と世界の平和、安定及び繁栄にも役立つ。雙方は相互理解、相互尊重を堅持し、互いの核心的利益に関わる問題で互いに支持し合わねばならない。中國とシンガポールは経済のグローバル化、貿易の自由化、投資の利便化などの面で似通った立場と見方を持ち、幅広い共通の利益を有している。雙方は発展戦略の連結を強化し、中國・シンガポールの二國間協力共同委員會といったメカニズムとしての役割を着実に果たし、絶えず開拓・革新して協力の內包を豊かにし、全方位的な協力を深めていくべきだ。そして、人文交流を強化し、人民間の相互交流を促す事業を多く行い、中國・シンガポールの伝統的な友情を一層受け継ぎ、発揚させる必要がある。また、『一帯一路(シルクロード経済ベルトと21世紀海上シルクロード』構築は現在の両國協力の重點だ。雙方が中國・シンガポール(重慶)戦略的相互連結を促すモデル事業を着実に推進すると共に、地域レベルにおいて國際的な陸海貿易の新通路構築事業への他國の參加を促していきたい。
リー首相は次のように表明した。中國・シンガポール関係に対する習主席の評価に私は完全に同意する。シンガポール側はインフラや相互連結、人的資源などの各分野において、中國とより緊密に協力し、発展成長戦略の連結を強化することで、両國人民に幸福をもたらせるよう望んでいる。シンガポール側は「一帯一路」の共同構築及びアジアインフラ投資銀行(AIIB)の設立を支持し、當地域と世界の共同発展を助力していく。また、シンガポールは、中國・ASEAN関係が絶えず深まるよう積極的に促していきたい。
(新華社より)
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