撮影/新華社記者 李睿
新華網北京9月20日 9月19日、外交部の王毅部長はニューヨークの國連本部で、『國際環境條約』サミットに出席した。
王外交部長は発言の中で、次のように表明した。中國側は國際社會が対話・協力を強化し、多國間プラットフォームを通じて環境保護を含めた持続可能な発展の問題に共同で対応することを支持する。中國側は國際環境ガバナンスのプロセスに積極的に參與し、『パリ協定』を揺るぎなく支持し且つ実行し、公正かつ合理的、協力・ウィンウィンの國際環境ガバナンスにおける多國間システム構築を推進するよう望んでいる。
王外交部長はまた、國際環境ガバナンスの協力を推進し、『國際環境條約』策定に関する討議を含めたプロセスにおいて、各方面の利益を統一的に計畫し、「四つの堅持(相互信頼を高めるための善隣友好の堅持、利益の融合を強化するための互恵共栄の堅持、共通のふるさとを守るための平和と安定の堅持、友好の橋をかけるための人文交流の堅持)」をやり遂げねばならないと表明している。
そのためには第一に、持続可能な発展の枠組み內で環境問題について議論することを堅持し、環境保護と経済及び社會の発展が調和的・統一的に進むようにするべきだ。
第二に、「共通ではあるが差異のある責任」原則を堅持し、発展途上國が環境ガバナンスレベルと持続可能な発展のための能力が着実に向上するよう支援せねばならない。
第三に、環境資源の國家主権原則を堅持するべきだ。これは國際環境分野における協力の前提であり、『國連憲章』と一般の國際法原則が國家に與えた権利だ。
第四に、発展途上國が十分に參與できるよう堅持せねばならない。発展途上國は経済発展と民生改善の重責に直面するとともに、環境保護とガバナンスの強化という現実的なニーズがあるので、國際環境ガバナンスにとって不可欠で重要な參與者になるべきだ。
(新華社より)
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