26日上海で開かれた中國國際デジタルエンタテイメント産業大會で、『2017年1-6月中國ゲーム産業報告』が発表されました。それによりますと、今年上半期、中國のゲームユーザーの規模は5億700萬人に達し、ゲーム市場の売上高は同期比26.7%増の997億8000萬元に達し、急成長を維持しているということです。
統計によりますと、今年の1月から6月まで、クライアント端末ゲーム市場の実質売上高は同期比13.7%増の319億5000萬元、オンラインゲーム市場の実質売上高は同期比15.4%減の85億1000萬元、そして、モバイルゲーム市場の実質売上高は同期比49.8%増の561億4000萬元に達し、売上総額の56.3%を佔めています。
この報告は、「モバイルゲームは細分化された市場において最も規模の大きいセグメントとなり、優れた作品及びモバイルインターネットのグレードアップに伴う急成長が主な原動力である。モバイルゲーム市場において、ロールプレイングゲーム(RPG)、マルチプレイヤーオンラインバトルアリーナ(モバゲー:MOBA)、マッシブリー・マルチプレイヤー・オンライン・ロールプレイングゲーム(MMORPG)の3種類が売上のトップ3となった」と分析しました。
このほか、今年上半期、「eスポーツ」市場の実質売上高は同期比43.2%増の359億9000萬元に達し、持続的に人気急上昇すると共に、eスポーツ競技やライブ配信といった新しいトレンドが見られます。
(中國國際放送局)
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