
カプセル內に備え付けられている扇風機やブックライト、コンセントなどの設備(撮影・王子濤)。
オフィスビルで働く従業員は、「このオフィスビルは列車の駅から近いが、社員証が無いとビルには入れないため、2階に設置されているこの『シェア睡眠カプセル』はしばらくの間、同ビルで働く従業員しか利用できない」とした。
オフィスビル內にあるベンチャー企業で働く李さん(女性)は、「睡眠カプセルはとても役立っており、私の同僚はこの數日間ずっと利用している。殘業が多くて睡眠時間が少ないホワイトカラーにとって、このサービスはとてもいい」と語った。しかし、體験した利用者の多くが、カプセル內にはときどき異臭を感じることがあり、防音もあまり良くないこと、また外部からはカプセル內に人が入っているのかどうか判斷しづらいといった點などを改善すべきだと指摘している。
現時點で、上海にはこの種の睡眠カプセルが靜安區の辦伴・蘇河水岸空間と新上海國際ビル、漕河涇コミュニティの優客工場の3ヶ所に設置されているのだという。
