新華網北京6月20日(記者/孫琪)中國人民抗日戦爭記念館は19日、北京で『日本中國侵略密電•七七事変』発表會を開催し、元日本軍政當局の密電や檔案の形式で、日本が引き起こした七七事変(盧溝橋事件)などの中國侵略の罪行を初めて摘発した。
『日本中國侵略密電•七七事変』は三編に分かれ、計51冊に上る。『九一八事変』後から太平洋戦爭勃発前の密電、秘密文書などの資料が収録されている。この時期はかつて中國の抗日戦爭(抗戦とも言う)で最も厳しい時期と考えられていた。
中國社會科學院世界史所の湯重南研究員は次のように説明した。編集委員會は2,000枚余りのマイクロフィルムから2萬ページ余りの日本が発動した七七事変及び全面的な中國侵略戦爭に関する秘密電報、秘密文書を選び出し、種類別に整理、編集、複寫した。これらの檔案資料は日本が投降して米國に佔領された後、マイクロフィルムに記録され、保存されている。このうち、多數の密電、秘密文書はすべて初めて公開される。『日本中國侵略密電•七七事変』で今回、露呈した內容は萬全な狀態で保存されており、日本が発動した七七事変及び全面的な中國侵略戦爭、中國への侵略を拡大していく全過程を體系的に記述した。これは日本軍國主義の「自供書」であり、また侵略の罪行の確固とした証拠でもある。
(新華社より)
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