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中國人が日本のマラソン大會に出場、旅行の目的が豊富に
jp.xinhuanet.com | 発表時間 2017-06-12 10:36:37 | チャイナネット | 編集: 郭丹

   日本の北海道では毎年5~10月にかけて、大小さまざまな29のマラソン大會が開かれ、國內外から9萬人弱の出場者を集めている。推算によると、外國人の出場者は毎日3000人弱に達し、うち7割が中國人となっている。6月4日の千歳JAL國際マラソンを例とすると、出場者數は約1萬1000人で、外國人は342人。うち中國人ランナーは219人。

   本大會の中島喜一副會長は、環球時報の記者に「千歳JAL國際マラソンは今年で第37回となる。2014年に出場した中國人は1人のみだったが、2015年には6人、2016年には66人に増え、今年は3倍以上になっている」と話した。

   なぜこれほど多くの中國人が海を渡り、わざわざマラソンに出場しようとするのだろうか。井上宏 JTBスポーツツーリズム推進擔當部長は、環球時報の記者に対して「およそ3年前から、中國人ランナーが目に見えて増え始めた。これは日本政府が発給するマルチビザと関係しているかもしれない」と分析した。

   呉建光 上海浙江商會副會長は30人弱の中國人ランナーを率い、本大會に出場した。呉氏は環球時報のインタビューに応じた際に「出場者は仕事で成功を収めた後、健康を求めるようになった。マラソンは流行中の暮らしの一環だ。彼らは出場後に北海道を旅行し、さらにビジネスチャンスを模索することができる。まさに一挙両得だ」と述べた。

   統計データによると、中國人ランナーが出場者全體に佔める割合は、約2.3%と高くない。しかしこの2.3%が毎年、北海道に5000萬元以上もの利益をもたらす。環球時報の調べによると、出場費、宿泊費、飲食費、往復航空券を含めたマラソン大會出場の平均消費額は、約1萬5000元となる。多くのランナーは試合後に數日旅行してから帰國することを好む。北海道の公式データによると、外國人の北海道での平均消費額は、約9000元となっている。

   北海道にとって、マラソンは宣伝手段の一つにすぎない。佐點木潤 北海道観光振興機構海外事業推進部次長は、環球時報の記者に対して「中國人ランナーと同行者の基本的な支出は、最も直接的な経済効果だ。彼らは満足すれば、友人に出場や観光を薦め、二次的な経済効果を生む。さらにマラソン経済により関連商品の販売が刺激される。中國人ランナーの多くはこれを機に、ストップウォッチやシューズなど新商品を購入する。中國人ランナーは出場後、北海道のビジネスチャンスを見つけることができれば、マラソン経済の効果がさらに拡大する」と説明した。

   日本航空は中國人ランナーを集めるため、今年初めて北京 上海 大連の中國旅行會社と提攜し、マラソンをテーマとする旅行商品を売り出している。中國オンライン旅行會社 攜程旅行網では、「東京マラソン3泊4日の旅」が販売されている。また日本の3年間のマルチビザは、先に沖縄県もしくは東北3県に滯在する必要がある。井上氏は「北海道もこの制度の適用対象になることで、多くの中國人ランナーを集めようとしている」と述べた。

   中國人ランナーの北海道旅行を見ると、中國人が爆買いだけではなく、海外旅行の中身を求めていることが分かる。當然ながら、北海道がPRに全力を入れていることも參考にしたい。

 

(チャイナネット)

 

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中國人が日本のマラソン大會に出場、旅行の目的が豊富に

新華網日本語 2017-06-12 10:36:37

   日本の北海道では毎年5~10月にかけて、大小さまざまな29のマラソン大會が開かれ、國內外から9萬人弱の出場者を集めている。推算によると、外國人の出場者は毎日3000人弱に達し、うち7割が中國人となっている。6月4日の千歳JAL國際マラソンを例とすると、出場者數は約1萬1000人で、外國人は342人。うち中國人ランナーは219人。

   本大會の中島喜一副會長は、環球時報の記者に「千歳JAL國際マラソンは今年で第37回となる。2014年に出場した中國人は1人のみだったが、2015年には6人、2016年には66人に増え、今年は3倍以上になっている」と話した。

   なぜこれほど多くの中國人が海を渡り、わざわざマラソンに出場しようとするのだろうか。井上宏 JTBスポーツツーリズム推進擔當部長は、環球時報の記者に対して「およそ3年前から、中國人ランナーが目に見えて増え始めた。これは日本政府が発給するマルチビザと関係しているかもしれない」と分析した。

   呉建光 上海浙江商會副會長は30人弱の中國人ランナーを率い、本大會に出場した。呉氏は環球時報のインタビューに応じた際に「出場者は仕事で成功を収めた後、健康を求めるようになった。マラソンは流行中の暮らしの一環だ。彼らは出場後に北海道を旅行し、さらにビジネスチャンスを模索することができる。まさに一挙両得だ」と述べた。

   統計データによると、中國人ランナーが出場者全體に佔める割合は、約2.3%と高くない。しかしこの2.3%が毎年、北海道に5000萬元以上もの利益をもたらす。環球時報の調べによると、出場費、宿泊費、飲食費、往復航空券を含めたマラソン大會出場の平均消費額は、約1萬5000元となる。多くのランナーは試合後に數日旅行してから帰國することを好む。北海道の公式データによると、外國人の北海道での平均消費額は、約9000元となっている。

   北海道にとって、マラソンは宣伝手段の一つにすぎない。佐點木潤 北海道観光振興機構海外事業推進部次長は、環球時報の記者に対して「中國人ランナーと同行者の基本的な支出は、最も直接的な経済効果だ。彼らは満足すれば、友人に出場や観光を薦め、二次的な経済効果を生む。さらにマラソン経済により関連商品の販売が刺激される。中國人ランナーの多くはこれを機に、ストップウォッチやシューズなど新商品を購入する。中國人ランナーは出場後、北海道のビジネスチャンスを見つけることができれば、マラソン経済の効果がさらに拡大する」と説明した。

   日本航空は中國人ランナーを集めるため、今年初めて北京 上海 大連の中國旅行會社と提攜し、マラソンをテーマとする旅行商品を売り出している。中國オンライン旅行會社 攜程旅行網では、「東京マラソン3泊4日の旅」が販売されている。また日本の3年間のマルチビザは、先に沖縄県もしくは東北3県に滯在する必要がある。井上氏は「北海道もこの制度の適用対象になることで、多くの中國人ランナーを集めようとしている」と述べた。

   中國人ランナーの北海道旅行を見ると、中國人が爆買いだけではなく、海外旅行の中身を求めていることが分かる。當然ながら、北海道がPRに全力を入れていることも參考にしたい。

 

(チャイナネット)

 

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