新華網北京5月17日(記者/劉秀玲)日本の安倍晉三首相は15日夜、東京で父の安倍晉太郎元外相をしのぶ會に出席した際に、父・安倍晉太郎元外相を真似て、自身が所屬する自民黨內の派閥に「安倍派四天王」を作り、これから伸びゆく人材として重點に育成したいと述べた。安倍首相と意気投合する極右翼思想で有名な3人が指名された。
『毎日新聞』は安倍首相は同日、「安倍派四天王」の3人の候補者に自ら言及し、それぞれ稲田明美防衛大臣、自民黨の下村博文幹事長代行、松野博一文部科學大臣の名前を挙げたと報じた。
稲田防衛大臣は南京大虐殺を否定する書籍を執筆し、日本の侵略の歴史を否認し、極東國際軍事裁判の判決に疑念を示し、軍國主義思想を広め、靖國神社參拝が毎年の「必修科目」になっている。下村幹事長代行は文部科學大臣就任時に、新版歴史教科書の審查業務を主導し、戦後の日本學界における侵略の歴史への反省を「自虐史観」とみなし、日本による「慰安婦」の強制的な従軍を認めて謝罪した「河野談話」の修正を求めた。現任の松野文部科學大臣は終始、日本軍による「慰安婦」徴用の強制性を否認している。
(新華社より)
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