新華網北京4月19日 2013年、中國は「シルクロード経済ベルト」及び「21世紀海上シルクロード」の共同建設を世界に向けて提唱し、幅広い反響を得た。
ますます多くの中國人が海外に進出し、建設エンジニア、ハイテク企業家、文化伝承者が含まれ、職業は異なるが、彼らは「中國の建設者」という共通の名稱を持っている。
彼らが海外に持ち込むものは先端技術と優遇された貸付金だけではなく、中國人の共同発展という理念と行動力も存分に発揮される。
中國の建設者:インド洋に浮かぶ「真珠」に翼をつける
モルディブは「インド洋に散りばめられた真珠」と讃えられ、年間100萬人を超える外國人観光客が訪れ、舊空港は負擔に耐えられなくなってきた。2014年9月、中國とモルディブは國際空港の拡張プロジェクトの協力協定に署名した。
王暁銀氏が在籍する北京城建グループは大手総合建設企業グループで、海外の10余りの國と地域でプロジェクトを展開している。王暁銀氏はモルディブに赴任して13カ月目に、「北京を長く離れており、息子は1才過ぎで、家族に會いたい」と語った。
計畫によると、工事は2019年に竣工し、新しい滑走路、駐機場、貨物輸送ターミナルビルなどの設備も含まれる。
中國の「ベテラン運転手」:アフリカ鉄道を疾走
モルディブから3,800キロ余り離れたエチオピアで、中國人の鉄道列車乗務員の冉蘇龍氏と蒲暁松氏は當地での鉄道運営修理・管理人員の育成をサポートしている。
冉蘇龍氏と蒲暁松氏は経験豊富な鉄道列車乗務員で、いずれも「ベテラン運転手」だ。彼らは中國鉄建十六局鉄道建築総公司に所屬している。この中國企業はエチオピアとジブチの首都を結ぶアフリカ大陸初の國際電気鉄道の運営を支援しており、2016年10月に完成し、開通した。これは中國の基準と中國の裝備を全面的に使用して建設したアフリカ初の電気鉄道でもある。
中國醫薬の伝承者:世界と「中國の知恵」を共有する
2017年1月、中國は「中國醫薬『一帯一路』発展計畫(2016-2020年)」、「一帯一路」沿線國と協力して50社の中國醫薬対外交流協力モデル拠點を建設し、20項目の中國醫薬の國際基準を設定する方針を示した。
北京同仁堂グループは世界の26の國と地域に、130件余りの小売店を設立している。中國の老舗ブランドに30年余り勤務した劉丹氏は「國が次第に強大になるにつれて、外國の中國醫學に対する認知度も上昇し、國は『一帯一路』を推進しながら、中國醫薬の海外進出をますます力強く支持しているため、この事業に対する我點の信念もより一層、強くなった。」と語った。
劉丹氏は現在、北京同仁堂グループの香港にあるヘルスケア関係の企業の総経理をしている。北京同仁堂は今後3年をかけて、海外の小売店を200店舗まで増加するため、定年が近づいても尚、多忙な日が続いている。「我點は中國醫薬をより多くの國に屆けることで、世界と中國の知恵を共有し、より幸福な未來へとともに邁進していく。」と劉丹氏は語った。(記者李萌、魏夢佳、孔祥鑫、王迪)
(新華社より)
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