中國農業科學院ハルビン獣醫研究所基礎免疫チームの鄭永輝研究員と張険峰博士は、エイズ自然免疫の研究で新たな成果を手にした。この成果は世界的に有名なウイルス學専門誌「Journal of Virology」に掲載された。人民日報海外版が伝えた。
セリンインテグレーター(SERINC)は一種のタンパク質で、5つの分子からなる物質だ。うちSERINC5とSERINC3は新たに発見された、抗エイズウイルス自然免疫分子で、ウイルスの新たな細胞への感染を阻止することで、ウイルスの感染力を弱めることができる。
張氏はSERINCの5つの分子を係統的に比較し、SERINC5に高い抗ウイルス活性があることを発見し、さらに同分子が人體細胞內で現す5亜種を測定した。うちI亜種は末梢血単核細胞とマクロファージ內で活発で、抗ウイルス感染で重要な機能を果たしている可能性があることが判明した。
(人民網日本語版)
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