
帰國の搭乗前に、この國への祝福の気持ちを込めて整列し、敬禮する中國第19次リベリアPKO部隊。
『解放軍報』の3月1日付の記事によると、中國はリベリアでの國連平和維持活動(PKO)を終了し、撤退し始めた。
北京時間3月1日0時、中國第19次リベリアPKO部隊の隊員99人がリベリアの首都モンロビアから國連のチャーター機で帰國の途に就いた。今回、派遣されたPKO部隊の殘りの25人は霍長興指揮官の下で現地に滯在し、撤退裝備の海上輸送などが完了した後に帰國する。
中國第19次リベリアPKO部隊は計124人で、中國軍隊がこのアフリカの國に派遣した最後のPKO部隊となる。
リベリアはアフリカ西部に位置し、面積約11萬平方キロメートル、人口約440萬人に上る。1980年代末に、同國で內戦が起こり、死者數は20萬人、行き場を失った人は250萬人に達した。2003年9月、國連安全保障理事會で第1509號決議が採択され、國連リベリア特別派遣団(リベリアミッション)が設立された。
2003年から現在までに、中國軍隊は前後してリベリアに10,297人を派遣してPKO活動に參加し、このうち、建制のPKO部隊隊員10,168名、軍事オブザーバー及び參謀官129人が含まれた。任務期間に中國のリベリアPKO施設部隊は計7,500キロに及ぶ道路の補修、橋梁69橋の架設と補修を行った。輸送部隊は累計1,300萬キロの行程を移動し、各種物資93萬トンを屆けた。醫療部隊は患者5萬人余りの診斷と治療を行った。中國PKO部隊はリベリアミッションを順調に展開し、リベリアの平和事業を推進するために重要な貢獻を果たした。
フェリード・ザリフ國連事務総長特別代表はこのほど、モンロビアで中國PKO部隊はすべてのPKO隊員の模範だと述べた。リベリアのサーリーフ大統領は先ごろ、『解放軍報』の取材を受けた際に、中國のPKO部隊は非常に勤勉な専門部隊で、厳格な規律と良好な気風を備えたリベリアミッションの規範であり、リベリアの人點に平和と安全をもたらすだけでなく、 リベリア情勢の長期的な安定化を固めるために支援したと表明した。
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