外務省の耿爽報道官は27日、中國とシンガポールの関係発展について、「実務的協力を大筋とした中國・シンガポール関係が両國および地域の住民に福祉をもたらすだろう」と述べました。
このほど、中國・シンガポール二國間協力合同委員會および3つの協力プロジェクト協調理事會會議に出席するため中國を訪問しているシンガポールのテオ・チーヘン副首相は、「一帯一路(シルクロード経済帯と21世紀海上シルクロード)」構築計畫と東南アジア諸國連合(ASEAN)相互連結(コネクティビティ)全體計畫をリンクさせていくとともに、シンガポール・クアラルンプール高速鉄道建設プロジェクト競爭入札への中國企業の參加を歓迎するとの考えを示しました。
耿報道官は27日に開かれた定例記者會見で、「中國とシンガポールの発展戦略の適合度は高く、大きな協力の潛在性と明るい見通しがある。『一帯一路』という枠組みの下で、インフラ整備や情報技術、金融などの各分野での協力を大いに推進できる」と述べ、両國関係に対するテオ副首相の前向きな姿勢を高く評価しました。
(中國國際放送局)
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