
新華社記者 張建松 撮
新華網「レゾリューション號」2月14日(記者/張建松)長く大きな汽笛が鳴り響く中で、中國と外國の科學者33人を乗せた米國の大洋掘削船「レゾリューション號」が13日正午、香港ビクトリア港の招商局埠頭を出航し、中國の科學者が主導する第三回南中國海大洋掘削を展開するため、南中國海の目標海域に向かった。それは中國の海洋科學における初の大規模な基本研究計畫「南中國海深海変遷過程研究計畫」(「南中國海深部計畫」と略稱する)が大詰め段階に入ったことを意味する。
南中國海は西太平洋最大の縁海で、中國沿岸外で最も重要な深海域でもある。國家自然科學基金委員會が2011年から「南中國海深海変遷過程研究計畫」を始動している。
「南中國海深部計畫」指導専門家チームリーダーで、同済大學海洋地質國家重點実験室の汪品先院士の説明によると、2017~2018年にかけて「南中國海深部計畫」は全面的に集積される重大な大詰め段階に入り、各プロジェクトの豊富な成果を総括し、カギを握る重大な科學問題に焦點をあて、全體的な深層までの集積を推進し、ポイントを強化し、壁を突破していく。計畫完了時に、國際一流水準の科學成果を示し、南中國海が大型國際科學研究を展開する「天然実験室」になるように推進し、縁海研究における國際的な模範を確立する。
(新華社より)
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