歐州刑事警察機構(ユーロポール)は30日、公告を発表、歐州テロ対策センターの設立が、歐州連合(EU)諸國のテロ対策に関する協力を後押しし、昨年1年の間、EU加盟國內部のテロ対策情報の共有レベルが強化されたことを明らかにしました。
公告は、「1年前に設立された歐州テロ対策センターはEU加盟國內部の、また第三國との情報交換のハブとなり、情報分析や行動のコーディネーターとしての役割も果たしてきた。これは、EU諸國のテロ対応における協力意識の高まりの表れだ」と評価しています。また、ユーロポールは昨年、EU加盟國によるテロ対策活動を127回にわたりサポート、回數にして2015年から50%増となったとしています。
公告はほかにも、ユーロポールのウェインライト長官による「歐州テロ対策センターの設立は、EU諸國の情報共有を推進するもので、EU全體のテロ取締りにとって重要な意義を持つものだ」とのコメントを伝えています。
(中國國際放送局)
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