新華網北京1月18日 米國の次期大統領、トランプ氏はドイツのBMWがメキシコに新工場を建設するならば、メキシコから米國に輸出する新しく生産する自動車に35%の「國境稅」を課すと述べた。ドイツ紙「ビルド(Bild)」に15日に掲載されたインタビューで、トランプ氏はBMWは新工場を米國に建設すべきであり、そうすれば企業にとって「メリットが多い」と語った。
トランプ氏はドイツは自動車製造大國で、ニューヨークの街でもベンツを良く見かけると賞賛したが、ドイツと米國に互恵関係はないと指摘した。トランプ氏は米國人がドイツ車を買うように、ドイツ人が米國車を買わないことは不公平だと不満を漏らした。トランプ氏本人は自由貿易の支持者だが、條件なしでは支持しないと主張した。
ここ最近、トランプ氏は自動車メーカーに相次いで非難の聲を浴びせており、まずはソーシャルメディアで米國のGMはメキシコで生産した小型車を米國市場で販売する際に稅金を納めていないと批判し、これに続いて、日本のトヨタはメキシコに新工場を設立すべきではなく、米國に設立しなければ稅金を課すと警告した。
(新華社より)
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