新華網北京12月28日 日本の安倍晉三首相が真珠灣への訪問で「第2次世界大戦の歴史を完全に清算する」のを望んでいる報道に対し、外交部の華春瑩報道官は27日、中國などアジアの被害國との和解なくして、第2次世界大戦という歴史の一ページを翻すことはできないと述べた。
當日の定例記者會見で、ある記者は、共同社の報道によると、「寛容の心」と「歴史的な和解」は日本の安倍首相の真珠灣訪問のキーワードとなり、彼はこの訪問で「第2次世界大戦の歴史を完全に清算する」ことを望んで、これに対しどのように評するのかと質問した。
華春瑩報道官は、「真珠灣へ「慰霊」して、第2次世界大戦の歴史を完全に清算したいのですか。これはおそらく自分勝手な願望です。」と述べた。
華春瑩報道官は次のように述べた。忘れられないのは、世界反ファシズム戦爭の東方の主な戦場は中國にあり、中國人民は世界反ファシズム戦爭の勝利に巨大な民族的な犠牲を払った。中國などアジアの被害國との和解なくして、第2次世界大戦という歴史の一ページを翻すことはできない。
華報道官は、日本の指導者は続いてはぐらかすことをやめ、本當に歴史と未來への責任をとる態度で、過去の侵略の歴史を心の底から厳粛に反省し、徹底的に過去との別れを告げるべきだと表明した。（翻訳/王珊寧）
（新華社より）
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