新華網奈良12月23日(記者/華義) 「鑑真精神と日中文化交流シンポジウム」が22日、日本の奈良市にあるなら100年會館で開催され、中日両國の専門家と學者が鑑真の精神の中日文化交流における意義と価値について討論を行った。
中國共産黨江蘇省委員會常務委員、宣伝部長の王燕文は挨拶で、次のように述べた。今回のシンポジウムで両國の権威ある専門家が集まり、鑑真の精神の深い內包と現代の両國の交流における価値について、深層から討論を展開することは、新時代における中日民間交流の促進に非常に重要な意義を持つ。これを新しい起點として、鑑真の精神を特に若い世代などの両國の人點の間で、より幅広く発揚し、伝播するように推進し、中日両國の人民の友好的な交流が絶えず前に向かって発展するように促進することを希望する。
中日友好21世紀委員會中國側委員會の葉小文委員が『一衣帯水は鑑真の精神に根ざしている』と題した基調講演を行った。
復旦大學の銭文忠教授は鑑真は日本の仏教の発展に大きく貢獻し、唐朝の建築、彫塑蕓術を日本に伝授し、漢字の言語文學と書道を伝え、さらには醫薬學の発展においても重大な役割を発揮したと述べた。
揚州大學の周新國教授は中日両國が海上シルクロードを通じて仏教文化の交流を行った歴史を振り返り、鑑真が日本に渡ったことで、唐代の仏教の律宗が日本に伝わり、中日の文化交流が大いに促進され、中日の人點の友誼が増進されたと説明した。
日本學士院會員の東野治之氏、唐招提寺第88世長老の西山明彥氏、京都大學の稲本泰生助教授ら日本側の専門家がそれぞれ発言し、鑑真が日本に渡り、日本の宗教文化に與えた深遠な影響を高く評価し、鑑真の日本渡航の中日文化交流における歴史的価値を再び言明した。
「中國・江蘇文化を感知する日本訪問」シリーズのイベントの一環として、同シンポジウムは中日友好協會、中日友好21世紀委員會中國側委員會、江蘇省対外文化交流協會、奈良県政府などが共同で開催した。
(新華社より)
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