
中國共産黨の習近平総書記は1日午後、北京で中國台灣の洪秀柱中國國民黨主席が率いる同黨大陸訪問団と會見した。(新華社記者 鞠鵬 撮)
新華網北京11月2日 習近平中國共産黨中央委員會総書記は1日午後北京で、洪秀柱主席が率いる中國國民黨大陸訪問団一行と會見した。
習近平総書記は洪秀柱主席一行の大陸訪問に歓迎の意を示し、以下のことを強調した。海峽両岸は切っても切れない運命共同體である。一つの中國の原則を示した「九二共識(92年コンセンサス)」という政治的基盤を堅持し、台灣海峽の平和と安定を維持し、両岸関係の平和発展を守ることは、両岸同胞の主流的な民意である。完全で分裂することのない國家を確保し、中華民族の根本的な利益を維持することは、中國子孫全員の共通した意志である。また、民族の復興を実現し、繁栄する中華を創造するのは阻むことのできない歴史の流れでもある。 習近平総書記は両岸関係発展について六つの意見を提出した。一、一つの中國を體現する「九二共識(92年コンセンサス)」の原則を堅持する。二、「台灣獨立」という分裂勢力及びその活動に斷固として反対する。三、両岸の経済社會の融合発展を推進する。四、中華文化を共同に発揚する。五、両岸同胞の福祉を増進する。六、中華民族の偉大な復興に共同で力を盡くす。
洪秀柱主席は、國民黨と共産黨両黨は今後も引き続き「九二共識」と「台灣獨立」反対の考えに基づいて意思疎通のメカニズムを強め、海峽両岸の経済貿易と民間交流を推し進め、海峽両岸の若者の間の交流を促し、燦爛たる中華文化を発揚させ、大陸に進出した台灣企業の発展を支持し、両岸平和の制度化を積極的に検討・推進し、両岸関係の平和的発展を共同で擁護し、同胞の福祉を増進させ、中華民族復興の明るい將來を切り開くことに貢獻すると表明した。
(新華社より)
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