
資料寫真
新華網北京10月26日 毎日経済新聞によると、中國のIT産業は長期にわたり、チップの研究開発における獨創性が欠けていたが、華為が獨自に研究開発した新 SoC(System On a Chip)「麒麟 960(Kirin 960)」は、ベンチマークスコアで再び高通を上回り、國産ハイエンドチップの製造がより一層、大きく飛躍した。
2016年10月19日、華為は上海で秋季メディア説明會を開催し、最新の960チップを発表し、性能、航続時間、畫像処理、オーディオ、通信、安全性などの6つの方面で新しい壁を突破した。「麒麟960」の性能を見ると、最大の変化は、CDMA対応ベースバンド技術を集積化し、威盛電子の外付けCDMA対応ベースバンドを使用しないことで、電力消費を大幅に削減できる。また、華為Fellowの艾偉氏が公式に発表したデータから、「麒麟960」のGPU性能は大幅に向上しており、GFXBenchの公式ベンチマークスコアは現在、アンドロイド陣営でトップクラスの高通「驍龍821チップ」を超えたことがわかった。
艾偉氏は、麒麟チップの誕生から今日までに、世界中の麒麟チップユーザーは1億人を超え、ハイエンド9シリーズは相対的にローエンドの6シリーズとそれぞれ半分のシェアを佔めていると説明した。艾偉氏はまた、麒麟チップを搭載した「栄耀」のスマートフォンが昨年、米國市場で販売されたが、米國では通信事業者の參入も義務付けられるため、長い時間がかかると表明した。
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