英『エコノミスト』は9月10日、英國の一部の學校で2カ國語學習の市場が次第に拡大していると伝えた。ケンジントン・ウェイドはロンドンの富裕層が住む地區にある私立學校で、來年開校し、3-13歳の生徒を迎え入れる予定だ。この學校は全て中國語と英語の2カ國語で教え、中國と西洋の教育法をミックスする。學費は年間で約1萬5000英ポンド。
一部の親は子供にもっと早くから始めさせている。ロンドンのバービカンにある中國語幼稚園「望子成龍(Hatching Dragons)」の創立者、ケニッド・ジョン氏は、この幼稚園がよちよち歩きの赤ちゃんに「グローバル意識とグローバル能力」を持つ人になってもらうことを目指していると説明した。
英國政府も中國語學習に多額の資金を投じる。9月7日には1000萬英ポンドの補助金を出すと発表し、2020年には公立校の生徒5000人超が中國の「普通語」をスムーズに話せるようにする。このプロジェクトを支援するロンドン大學學院教育研究所は、同じ時期に中國語教師の有資格者100名を養成する計畫だ。
地區內の子供は中・高所得層の白人家庭の生まれで、親が法律や金融などに関する職に就く。こうした業界の関係者は、子供がグローバル化した世界の一部になることを最も喜ぶ人たちで、ケンジントン・ウェイド學校もこうした人をターゲットとしている。この2つの學校は英政府の呼びかけに応じ、今後は対中貿易が英國経済のエンジンになると想定している。
(チャイナネット)
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