
アリババ グループ傘下の金融服務集団アント ファイナンシャルの決済サービス「支付寶」のユーザー4億5000萬人に、「炭素口座」サービスが適用された。これは世界最大の個人向け炭素口座プラットフォームだ。炭素口座は革新的な炭素金融ツールで、支付寶の3大口座の一つでもある。この口座は人點の低炭素 グリーンのライフスタイルを記録するほか、將來的には炭素資産の取引口座になり、炭素資産の売買や投資を実現する。人民日報が伝えた。
第1期「炭素口座」の概念は支付寶の操作畫面で、「アント フォレスト」公益活動としてデザインされた。これは、ユーザーの徒歩や地下鉄による外出やオンラインで水道代 電気代 ガス代の支払いなどにより炭素排出量を減少させると、支付寶の中でバーチャルの木を育成できる。木が成長すると、公益組織や企業などアント ファイナンシャルの提攜先が本物の木を植える。
統計データによると、4億5000萬人のユーザーが実行すれば、その毎年の排出削減量は中國東北地區に約4萬1000平方キロメートルの喬木林を植えた場合の、1年間の炭素吸収量に相當する。この植林面積は、大興安嶺の約半分に相當する。
グリーン金融が力強く発展しており、多くの革新的な手段が登場している。アント ファイナンシャルの都市サービスは數百都市を網羅しており、國民生活に関する多くの支払いを電子化し、外出時のコストを大幅に削減し、炭素排出量を減らしている。支付寶は2015年、証憑の電子化と便利な料金支払い方法により、年間で炭素排出量を55萬4000トン減らした。これは554萬本の木を植えたことに相當する。永安公共自転車股フン有限公司(フンはにんべんに分)は支付寶、信用評価サービスの「芝麻信用」と事業提攜し、保証金ゼロで二次元コードをスキャンすることで自転車をレンタルするサービスを打ち出した。その1日あたりの利用者は延べ40萬人以上に達する。
(人民網日本語版)
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