新華網北京9月5日(新華社記者/劉暢、尚軍)中國國務院の李克強総理は6日に旅立ち、ラオスの首都ビエンチャンに赴き、東アジア協力をめぐる一連の首脳會議に出席し、またラオスを公式訪問する。
20カ國・地域グループ(G20)サミットが、中國が世界の経済成長を推進し、グローバル経済ガバナンスを改善するという壯大な青寫真を描き出すのを見屆けつつあると言うのなら、サミット後の企畫し、実行する周辺地域への初めての旅は、中國とASEAN関係の進化に着眼し、東アジア地域の協力を推進する一度の重要な外交行動にあたるだろう。
ASEANとの協力の質向上とアップグレードを推進
25年間に、中國と東南アジア諸國連合(ASEAN)は政治、経済貿易、社會、人文などの各分野の協力で世界の注目を集める発展を遂げた。現在は高度成長期から成熟した転換期へと移行し、質向上とアップグレードが求められている。李克強総理は今回、第19回中國-ASEAN(10+1)首脳會議に出席し、ASEAN首脳とともに過去を総括し、未來を見據え、前代の事業を継承し、後代の人を啓発する一里塚としての意義を持つ。
現在、世界経済の成長力が乏しく、復興の兆しははっきりと見えない。成長を促進し、発展を目指すことはASEAN各國が直面する重大な試練であり、中國とASEANが実務的な協力をより一層推進するために、エネルギーと機會も提供できる。ASEANの「最も強力で、活発」なパートナーとして、中國は一貫してASEANの経済と社會の発展を促進するために、自國の知恵とエネルギーを通じて貢獻している。
東アジア協力に新しいエネルギーを注入する
近年は東アジア協力と一體化のプロセスが一部の域外國家の妨害を受け、本地域の情勢が複雑化し、緊張していることにも注目すべきだ。
ラオスは中國の「良き隣人、良き友人、良き同志、良きパートナー」であり、両國の友誼は悠久の歴史がある。李克強総理の就任後初めての今回のラオス訪問は、両國の友好と協力を継続して前の方向に発展させるために助力し、新時期の中國とラオスの戦略的パートナーシップの発展を促進するために、重要な意義を持つ。
國交樹立の55年間に、中國とラオス両國は政治の面で高度的に相互信頼し、経済貿易及びインフラ建設の協力で実り多い成果を収め、両國の人民に実質的な利益をもたらした。
専門家は李克強総理の今回の訪問は、中國とラオスの二國間協力をより一層、推進し、中國とラオスの伝統的な友誼に新しい生気を放たせるとの見方を示した。
(新華社より)
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