杭州(資料寫真)
新華網北京8月31日 (新華社記者/梁希之)20カ國・地域グループ(G20)首脳會議(サミット)が9月4日から5日にかけて杭州市で開催される。サミットのテーマは「革新的で活力があり、連動する包括的な世界経済の構築」だ。イギリスのキングス・カレッジ・ロンドン大學の國際関係學のシニア講師、レイモン・パチェコ・パルド(Ramon Pacheco Pardo)博士は先日新華社記者のインタビューに応じた際、中國のG20サミット開催成功に対し期待に満ちており、サミットが成果を得られることを信じているとの見方を示した。
レイモン氏は「私は中國がG20杭州サミット開催を成功できると信じています。まず、中國の過去30年余りの発展は、他の発展途上國にとっては到底及ぶことができません。中國は他國の多くの人民が貧困から脫することも手助けし、他國にたいへん素晴らしい手本を確立しました。それ以外にも、中國は発展途上國と先進國の団結において、非常に重要な役割を果たすことができます。中國はまた、発展途上國の専門的な資源の共有や資金援助の提供を助けることも可能です。」と述べた。
レイモン氏は次のように指摘した。持続可能な開発のための2030アジェンダは先に策定されたミレニアム開発目標(MDGs)に比べ、 著しい突破を遂げた。各國は人民の貧困脫卻を全力を盡くして支援し、持続可能な開発のための目標を完成させる。これは、短期間に発展途上國を援助せねばならないだけでなく、同時に長期的な目標を確立し、消費者層とサービス業の育成に努めねばならないことを意味している。G20サミットが教育や女性の権利といった基本的な問題に重點を置くにとどまらず、これらの國が発展して先進経済體となるよう推進することに努めようとしている。
レイモン氏は最後に、G20杭州サミットに対し自信に満ち溢れており、特に當面の世界経済が多くの難題に直面する背景の下、中國のG20サミット開催成功は世界経済の回復に曙光をもたらすだろうとの見方を示した。
(新華社より)
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