新華網北京8月10日 外交部の華春瑩報道官は9日、外交部の王毅部長のインド訪問について記者の質問に答えた。
ある記者が王毅外交部長が今週にインドへの公式訪問を行うが、その目的は何かと質問した。
華春瑩報道官は次のように述べた。2014年から習近平主席がインドを訪問し、昨年にモディ首相が中國を訪問して以降、中國とインドの関係は全面的で迅速かつ健全な発展の勢いを見せている。両國の実務的協力は絶えず深化し、人文交流はより一層、活発化している。中國とインドの戦略目標は一致しており、共通の利益は相違點をはるかに上回る。雙方が互恵協力を強化し、共同の発展を実現することは、両國の人民に幸福をもたらすだけでなく、地域と世界の安定と発展にもプラスになる。
華春瑩報道官はまた、次のように表明した。中國とインドは2つの最大の発展途上國及び新興市場國として、前後して9月と10月に20カ國グループ杭州サミットとBRICS首脳會議を主催する。王毅外交部長のインド訪問の主な目的はインド側とこれらの2つの重要な首脳會議を共同で順調に開催するために意見交換を行い、共通認識を凝集させ、首脳會議が成功するように推し進めることだ。
華春瑩報道官はさらに、次のように述べた。中國とインドのより緊密な発展に向けたパートナーシップの構築は、両國の指導者が確立する大きな方向性になっている。王毅外交部長の今回のインド訪問は両國の指導者の共通認識をいかにして着実に実施し、各分野の互恵協力をいかにして強化していくかについて、インドと疎通を深め、中國とインドの関係が引き続き既定の軌道に向かって発展するように推進するものだ。
(新華社より)
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