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SCOタシケント・サミット、上海精神の発揚を 習主席
jp.xinhuanet.com | 発表時間 2016-06-25 09:19:01 | 新華網 | 編集: 吳寒冰

新華社記者 饒愛民 撮

 上海協力機構(SCO)加盟國首脳理事會第16回會議が24日、ウズベキスタンのタシケントで開かれ、中國の習近平國家主席、カザフスタンのナザルバエフ大統領、キルギスのアタムバエフ大統領、ロシアのプーチン大統領、タジキスタンのラフモン大統領、ウズベキスタンのカリモフ大統領が出席しました。加盟國首脳が參加する小規模會談のほか、アフガニスタン、ベラルーシ、インド、モンゴル、パキスタン、イラン、トルクメニスタンなどのオブザーバー國の首脳と政府関係者、そして、関連の國際及び地域機関の代表らが參加する小規模會談も行われました。

 習主席は席上、「上海精神の発揚、揺るぎない団結と相互信頼、上海協力機構(SCO)の全面的協力深化に向けて」と題した重要談話を発表しました。

 習主席はその中で、「SCOは発足からの15年間で、目覚しい成果を成し遂げた。相互信頼、相互利益、平等、協議、文明の多様性を尊重し、共同発展を図るという『上海精神』を提唱し、実踐してきた。自主選択による発展の道と、核心的利益を守る努力を互いに支持し、経済貿易、金融、エネルギー、交通など各分野における協力は深まりを見せた。民間の往來と人的交流、対外交流の拡大に努め、友人の輪が日増しに広がっている。初回の加盟國拡大のプロセスが始動して、SCOが持つ國際的な影響力は一層高まっている」と指摘しました。

 SCOの今後の発展に向け、習主席は以下の5點を提案しました。

① 「上海精神」を発揚し、機構発展の「根本」を堅持する

② 安全を優先し、機構発展の基盤を強固にする

③ 実務的協力を拡大して、機構発展の道を広げる

④ 人的・文化的な土&をしっかりとし、機構発展の架け橋を整備していく

⑤ 開放的かつ包摂的に、協力チームを拡大させていく

 習主席はその上で「SCO加盟各國が共に手を攜えて努力し、相互信頼の土壌にしっかりと根を下ろして成長を続け、さらに枝葉が茂るような繁栄をしてほしいと願っている」と強調しました。

 會議に參加した各國の指導者はまた、シルクロード経済帯の建設に関する提案への支持を改めて表明し、その実行に向け展開中の活動を継続することに同意しました。また、SCOの地域経済協力を推し進め、各國の発展戦略と連攜し、交通インフラ整備における協力と國際輸送回廊の構築を促し、アジアと歐州を結ぶ中樞を作り、経済貿易、生産設備、エネルギー、投資、農業、文化、科學技術、環境保全などの分野での協力を深めていくことで一致しました。

 そのほか、各國指導者らは「國連海洋法條約」を含めた國際法の原則に基づいて海洋の法の秩序を維持することに同意しました。「関連の爭議は當事國同士が友好的な話し合いと協議を踏まえた上で、平和的に解決を図るべきで、問題の國際化と外國の介入には反対する。各國はいずれも上述の條約と『南海各側行動宣言』及び同宣言の実施に向けた後続の行動指針のすべての約款をしっかり遵守する必要がある」という共通した見方を示しました。

 さらに、「SCOは発足からの15年間で、現代國際関係システムにおいて安全、安定、持続可能な発展を確保する効果的な要素になっている。目下、國際情勢がめまぐるしく変化する中で、SCO加盟國は國際関係において國連が擔うコアとしての役割を支持している。國連憲章の主旨と原則を踏まえて、グローバルなガバナンスメカニズムの完備を図り、非同盟、非イデオロギー、非対抗の立場に基づいた國際及び地域の重要問題の解決を支持する。SCO加盟國は協力を密にし、テロリズムや分裂主義、過激主義を取り締まり、越境組織犯罪と近代情報技術を使った犯罪を取り締まり、不法な薬物の製造、販売、輸送を取り締まっていく」と確認しました。

 會議はまた、SCO加盟國首脳理事會の次期會議ではカザフスタンが輪番議長國を務め、同國首都のアスタナを開催地とすることを採択しました。

(寫真は新華社より 文字は中國國際放送局より)

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新華網日本語

SCOタシケント・サミット、上海精神の発揚を 習主席

新華網日本語 2016-06-25 09:19:01

新華社記者 饒愛民 撮

 上海協力機構(SCO)加盟國首脳理事會第16回會議が24日、ウズベキスタンのタシケントで開かれ、中國の習近平國家主席、カザフスタンのナザルバエフ大統領、キルギスのアタムバエフ大統領、ロシアのプーチン大統領、タジキスタンのラフモン大統領、ウズベキスタンのカリモフ大統領が出席しました。加盟國首脳が參加する小規模會談のほか、アフガニスタン、ベラルーシ、インド、モンゴル、パキスタン、イラン、トルクメニスタンなどのオブザーバー國の首脳と政府関係者、そして、関連の國際及び地域機関の代表らが參加する小規模會談も行われました。

 習主席は席上、「上海精神の発揚、揺るぎない団結と相互信頼、上海協力機構(SCO)の全面的協力深化に向けて」と題した重要談話を発表しました。

 習主席はその中で、「SCOは発足からの15年間で、目覚しい成果を成し遂げた。相互信頼、相互利益、平等、協議、文明の多様性を尊重し、共同発展を図るという『上海精神』を提唱し、実踐してきた。自主選択による発展の道と、核心的利益を守る努力を互いに支持し、経済貿易、金融、エネルギー、交通など各分野における協力は深まりを見せた。民間の往來と人的交流、対外交流の拡大に努め、友人の輪が日増しに広がっている。初回の加盟國拡大のプロセスが始動して、SCOが持つ國際的な影響力は一層高まっている」と指摘しました。

 SCOの今後の発展に向け、習主席は以下の5點を提案しました。

① 「上海精神」を発揚し、機構発展の「根本」を堅持する

② 安全を優先し、機構発展の基盤を強固にする

③ 実務的協力を拡大して、機構発展の道を広げる

④ 人的・文化的な土&をしっかりとし、機構発展の架け橋を整備していく

⑤ 開放的かつ包摂的に、協力チームを拡大させていく

 習主席はその上で「SCO加盟各國が共に手を攜えて努力し、相互信頼の土壌にしっかりと根を下ろして成長を続け、さらに枝葉が茂るような繁栄をしてほしいと願っている」と強調しました。

 會議に參加した各國の指導者はまた、シルクロード経済帯の建設に関する提案への支持を改めて表明し、その実行に向け展開中の活動を継続することに同意しました。また、SCOの地域経済協力を推し進め、各國の発展戦略と連攜し、交通インフラ整備における協力と國際輸送回廊の構築を促し、アジアと歐州を結ぶ中樞を作り、経済貿易、生産設備、エネルギー、投資、農業、文化、科學技術、環境保全などの分野での協力を深めていくことで一致しました。

 そのほか、各國指導者らは「國連海洋法條約」を含めた國際法の原則に基づいて海洋の法の秩序を維持することに同意しました。「関連の爭議は當事國同士が友好的な話し合いと協議を踏まえた上で、平和的に解決を図るべきで、問題の國際化と外國の介入には反対する。各國はいずれも上述の條約と『南海各側行動宣言』及び同宣言の実施に向けた後続の行動指針のすべての約款をしっかり遵守する必要がある」という共通した見方を示しました。

 さらに、「SCOは発足からの15年間で、現代國際関係システムにおいて安全、安定、持続可能な発展を確保する効果的な要素になっている。目下、國際情勢がめまぐるしく変化する中で、SCO加盟國は國際関係において國連が擔うコアとしての役割を支持している。國連憲章の主旨と原則を踏まえて、グローバルなガバナンスメカニズムの完備を図り、非同盟、非イデオロギー、非対抗の立場に基づいた國際及び地域の重要問題の解決を支持する。SCO加盟國は協力を密にし、テロリズムや分裂主義、過激主義を取り締まり、越境組織犯罪と近代情報技術を使った犯罪を取り締まり、不法な薬物の製造、販売、輸送を取り締まっていく」と確認しました。

 會議はまた、SCO加盟國首脳理事會の次期會議ではカザフスタンが輪番議長國を務め、同國首都のアスタナを開催地とすることを採択しました。

(寫真は新華社より 文字は中國國際放送局より)

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