5月の連休中、東京新宿にある免稅店2店舗は売れ行きが好調だった。多くの中國人観光客は商品の包裝に記載された日本語の文字を確認する間もないうちに、ガイドと店員に支払いを催促された。
例えば、ガイドと店員が勧めるいわゆる日本製の納豆キナーゼ(納豆菌)、酵素、深海魚油などの健康食品は高価格で、1箱約2萬円(約1,200元人民元)だ。すべて4箱1セットで、単品では販売できない。このように計算すると、3種類を購入するなら12箱で、約24萬日元(約1萬5千元人民元)の出費になり、且つ商品は一旦、販売されると返品できない。
街角の薬局で數千円で売られている酵素が免稅店では數倍の値段になるのは何故なのか。無條件で返品できるショッピングの一般的な規則が日本で通用しないのは何故なのか。

