アフガニスタンの反政府武裝勢力タリバンは5日、聲明を発表し、「外國部隊によるアフガニスタンの佔領狀態を終結しない限り、タリバンは政府との和平協議に參加しない」と表明しました。
聲明は、「タリバン最高指導者のマンスール氏と指導部は、誰に対しても和平協議に參加する権限を與えていない」と強調しています。
また、「直接対話の前提は、すべての外國部隊がアフガニスタンから撤退し、同時にタリバンの関係指導者の名をブラックリストから外し、拘束されたタリバンのメンバーを釈放することだ」とした上で、アメリカによるアフガニスタン駐留軍の増員や、空爆や夜襲の範囲を拡大する行為を非難しました。
2月23日、アフガニスタン、パキスタン、中國、アメリカが參加したアフガニスタン問題をめぐる四者會談がカブールで行われました。4カ國は、アフガニスタン政府とタリバン、及びその他の武裝勢力が直接対話を行うことに賛同、強くこれを支持し、対話を3月の第一週にパキスタンの首都イスラマバードで開催するよう希望していました。
(中國國際放送局)
関連記事:
