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中國人の「珍しい姓」総ざらい 十二支も勢揃い
jp.xinhuanet.com | 発表時間 2016-02-18 08:44:29 | 人民網日本語版 | 編集: 薛天依


  丙申の新年がやって來た。縁起擔ぎに猿のマスコットを買い求める人も多い。だが、「猴(猿の意)」という苗字の人が実在することを、読者のみなさんはご存じだろうか?!人民日報海外版が報じた。

  〇海峽両岸(中國大陸部と台灣地區)に住む「猴」さん

  大陸部が実施した國勢調查の結果から、「猴」という苗字の持ち主が少數ながらいることが明らかになった。また、台灣にも、かつては「猴」さんが住んでいた。現在、福建省には、4人の「猴」さんがいる。

  廈門(アモイ)市姓氏源流研究會の鞏潔 顧問は、「『猴』という苗字は、動物崇拝の表れとして苗字に採用されたことに由來し、その起源は西周時代から春秋時代に遡る。また、近似音である『侯』は、同時期に誕生した『姫』『姒』の姓に由來するものだが、ふたつの姓にある程度の相関関係があることは否定できない」とコメントした。

  〇「猴」以外の十二支の苗字もある

  「猴」だけではなく、十二支の他の動物たちの「姓」も存在する。良く目にする「牛」「龍」「馬」「羊」以外の動物の苗字も、少數ではあるが全く無くなった訳ではなく、海峽両岸にそれらの姓を持った末裔がいる。

  現在、貴州に住むイ族に、「鼠」という姓の一族がいる。「虎」「兎」という2つの姓も、四川省と山西省に行けば探し出せる。台灣にも、少數ながら、「虎」さんと「兎」さんがいる。大昔に源を発する「蛇」姓は、かつては人點から貴族の氏として崇められていた。だが、その後、蛇の地位が落ちたことから、「蛇」さんの多くが「畬」さんに改姓した。「狗」という姓は、一説によると、五代後普の初代皇帝 石敬瑭に罰せられた罪人が「狗」の姓を名乗ったという。後代の人は、その由來が褒められたものではないことから、近似音の「茍」に改姓した。「豬」の姓の起源は三國時代に遡る。貴州六盤水地區には、今もなお、40人あまりの「豬」さんが住んでいる。

  台灣の人気バラエティ番組「康煕」には、極めて珍しい名前「鶏起賢」が登場するが、台灣海峽両岸には、ごく少數ながらも「鶏」さんが存在する。それ以外の「鶏」さんは全て、「奚」さんに改姓した。

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新華網日本語

中國人の「珍しい姓」総ざらい 十二支も勢揃い

新華網日本語 2016-02-18 08:44:29


  丙申の新年がやって來た。縁起擔ぎに猿のマスコットを買い求める人も多い。だが、「猴(猿の意)」という苗字の人が実在することを、読者のみなさんはご存じだろうか?!人民日報海外版が報じた。

  〇海峽両岸(中國大陸部と台灣地區)に住む「猴」さん

  大陸部が実施した國勢調查の結果から、「猴」という苗字の持ち主が少數ながらいることが明らかになった。また、台灣にも、かつては「猴」さんが住んでいた。現在、福建省には、4人の「猴」さんがいる。

  廈門(アモイ)市姓氏源流研究會の鞏潔 顧問は、「『猴』という苗字は、動物崇拝の表れとして苗字に採用されたことに由來し、その起源は西周時代から春秋時代に遡る。また、近似音である『侯』は、同時期に誕生した『姫』『姒』の姓に由來するものだが、ふたつの姓にある程度の相関関係があることは否定できない」とコメントした。

  〇「猴」以外の十二支の苗字もある

  「猴」だけではなく、十二支の他の動物たちの「姓」も存在する。良く目にする「牛」「龍」「馬」「羊」以外の動物の苗字も、少數ではあるが全く無くなった訳ではなく、海峽両岸にそれらの姓を持った末裔がいる。

  現在、貴州に住むイ族に、「鼠」という姓の一族がいる。「虎」「兎」という2つの姓も、四川省と山西省に行けば探し出せる。台灣にも、少數ながら、「虎」さんと「兎」さんがいる。大昔に源を発する「蛇」姓は、かつては人點から貴族の氏として崇められていた。だが、その後、蛇の地位が落ちたことから、「蛇」さんの多くが「畬」さんに改姓した。「狗」という姓は、一説によると、五代後普の初代皇帝 石敬瑭に罰せられた罪人が「狗」の姓を名乗ったという。後代の人は、その由來が褒められたものではないことから、近似音の「茍」に改姓した。「豬」の姓の起源は三國時代に遡る。貴州六盤水地區には、今もなお、40人あまりの「豬」さんが住んでいる。

  台灣の人気バラエティ番組「康煕」には、極めて珍しい名前「鶏起賢」が登場するが、台灣海峽両岸には、ごく少數ながらも「鶏」さんが存在する。それ以外の「鶏」さんは全て、「奚」さんに改姓した。

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