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中國とイラン、全面的戦略パートナーシップの確立で合意
jp.xinhuanet.com | 発表時間 2016-01-24 16:01:23 | 中國國際放送局 | 編集: 謝艷

   中國の習近平國家主席は1月23日にイランのロウハーニー大統領と、テヘランのサアダーバード宮殿で會談を行いました。 新華社記者 鞠鵬 撮

   中國の習近平國家主席が23日、イランの首都テヘランでロウハーニー大統領と會談しました。雙方は両國関係の友好交流のプロセスを振り返り、各分野における二カ國間の協力および共に関心を寄せている國際問題や地域の問題をめぐり詳細な意見交換を行い、中國・イランの全面的戦略パートナーシップを確立して、二國間関係を一段と高いステップへと向かわせ、両國の國民により多くの恩恵をもたらすよう合意しました。

   習主席はその中で「両國の國民は2000年あまり前からシルクロードを通して友好交流をし、深い友情の絆があった。両國は現実において根本的な矛盾はなく、支持しあい、互恵ウィンウィンの関係の構築に徹してきた。中國としては、イランの核問題をめぐる最終合意が順調に実行され、イランが新たな姿勢で地域と國際舞&で活躍するようになることを歓迎し、イランと共に努力して、政治、経済貿易、エネルギー、インフラ、安全保障、人的・文化的交流などの互恵協力が新しい段階に歩んでいけるように推し進めていきたい」と述べました。

   習主席はまた「中國は地域や國、人民が國の実情に合う政治制度や発展の道を自主的に模索することを尊重し、それをサポートしていく。國際社會は、地域が経済と社會の発展を実現できるように協力すべきだ。中國はイランとコミュニケーション、協調していき、地域と世界の平和、安定を守っていきたい」と話しています。

   さらに習主席は「中國はイランと『一帯一路』(シルクロード経済帯と21 世紀海上シルクロード)の枠組み內における各分野の実務的協力を強めたい。雙方はエネルギー分野で長期かつ安定した協力関係を樹立し、鉄道、道路、港灣、鉱産、通信、機械など他分野での協力を展開し、関連するインフラ整備事業を着実に実行していき、得意分野を生かせるように両國の企業間の関係性を強め、全面的かつ幅広く、多元化した生産能力の協力を行うよう導く。また、新しい金融モデルを積極的に模索し、アジアインフラ投資銀行の枠組み內で連攜を強めていく」ことを強調しました。

   これを受けて、イランのロウハーニー大統領は「習近平主席は、イラン核問題の最終合意が発表された後にイランを訪れた初の外國首脳で、イラン・中國間の積極的な友好関係そのものを表している。今回の訪問は両國関係の一里塚となるに違いない。イランは、中國が國際問題を議論する場で果たした重要な役割を重視し、中國が長い間にわたってイランを支持、協力してくれたことを記憶に留めている。また、イラン核問題の政治的解決の推進に向けた中國の貢獻に感謝している。新しい情勢の下、イランは中國とハイレベル往來を保ち、経済貿易、投資、エネルギー、金融、環境保護などの分野で協力を深め、『一帯一路』の建設に積極的に參加し、雙方が國際問題におけるコミュニケーションと調整を密にしていく」と表明しました。

   両國の首脳は多くの項目で重要な共通認識を持ち、中國・イランの全面的戦略パートナーシップの確立に同意しました。

   會談後、習近平主席とロウハーニー大統領は「中華人民共和國とイランイスラム共和國によるシルクロード経済帯と21世紀海上シルクロード建設に関する覚書」および、エネルギー、生産能力、金融、投資、通信、文化、司法、科學技術、報道、稅関、気候変動、ヒューマンリソースなど多項目の二國間協力文書の調印式に立ち會いました。

   さらに両首脳は共同記者會見を開き、「中華人民共和國とイランイスラム共和國による全面的戦略パートナーシップの確立に関する共同聲明」を発表しました。

 

(寫真は新華網日本語より、文字は中國國際放送局より) 

 

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新華網日本語

中國とイラン、全面的戦略パートナーシップの確立で合意

新華網日本語 2016-01-24 16:01:23

   中國の習近平國家主席は1月23日にイランのロウハーニー大統領と、テヘランのサアダーバード宮殿で會談を行いました。 新華社記者 鞠鵬 撮

   中國の習近平國家主席が23日、イランの首都テヘランでロウハーニー大統領と會談しました。雙方は両國関係の友好交流のプロセスを振り返り、各分野における二カ國間の協力および共に関心を寄せている國際問題や地域の問題をめぐり詳細な意見交換を行い、中國・イランの全面的戦略パートナーシップを確立して、二國間関係を一段と高いステップへと向かわせ、両國の國民により多くの恩恵をもたらすよう合意しました。

   習主席はその中で「両國の國民は2000年あまり前からシルクロードを通して友好交流をし、深い友情の絆があった。両國は現実において根本的な矛盾はなく、支持しあい、互恵ウィンウィンの関係の構築に徹してきた。中國としては、イランの核問題をめぐる最終合意が順調に実行され、イランが新たな姿勢で地域と國際舞&で活躍するようになることを歓迎し、イランと共に努力して、政治、経済貿易、エネルギー、インフラ、安全保障、人的・文化的交流などの互恵協力が新しい段階に歩んでいけるように推し進めていきたい」と述べました。

   習主席はまた「中國は地域や國、人民が國の実情に合う政治制度や発展の道を自主的に模索することを尊重し、それをサポートしていく。國際社會は、地域が経済と社會の発展を実現できるように協力すべきだ。中國はイランとコミュニケーション、協調していき、地域と世界の平和、安定を守っていきたい」と話しています。

   さらに習主席は「中國はイランと『一帯一路』(シルクロード経済帯と21 世紀海上シルクロード)の枠組み內における各分野の実務的協力を強めたい。雙方はエネルギー分野で長期かつ安定した協力関係を樹立し、鉄道、道路、港灣、鉱産、通信、機械など他分野での協力を展開し、関連するインフラ整備事業を着実に実行していき、得意分野を生かせるように両國の企業間の関係性を強め、全面的かつ幅広く、多元化した生産能力の協力を行うよう導く。また、新しい金融モデルを積極的に模索し、アジアインフラ投資銀行の枠組み內で連攜を強めていく」ことを強調しました。

   これを受けて、イランのロウハーニー大統領は「習近平主席は、イラン核問題の最終合意が発表された後にイランを訪れた初の外國首脳で、イラン・中國間の積極的な友好関係そのものを表している。今回の訪問は両國関係の一里塚となるに違いない。イランは、中國が國際問題を議論する場で果たした重要な役割を重視し、中國が長い間にわたってイランを支持、協力してくれたことを記憶に留めている。また、イラン核問題の政治的解決の推進に向けた中國の貢獻に感謝している。新しい情勢の下、イランは中國とハイレベル往來を保ち、経済貿易、投資、エネルギー、金融、環境保護などの分野で協力を深め、『一帯一路』の建設に積極的に參加し、雙方が國際問題におけるコミュニケーションと調整を密にしていく」と表明しました。

   両國の首脳は多くの項目で重要な共通認識を持ち、中國・イランの全面的戦略パートナーシップの確立に同意しました。

   會談後、習近平主席とロウハーニー大統領は「中華人民共和國とイランイスラム共和國によるシルクロード経済帯と21世紀海上シルクロード建設に関する覚書」および、エネルギー、生産能力、金融、投資、通信、文化、司法、科學技術、報道、稅関、気候変動、ヒューマンリソースなど多項目の二國間協力文書の調印式に立ち會いました。

   さらに両首脳は共同記者會見を開き、「中華人民共和國とイランイスラム共和國による全面的戦略パートナーシップの確立に関する共同聲明」を発表しました。

 

(寫真は新華網日本語より、文字は中國國際放送局より) 

 

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