中國商務部と南アフリカ貿易産業省の共催による「中國-南アフリカ企業貿易商談會 契約セレモニー」がこのほど、ヨハネスブルグで開かれ、中國と南アフリカの約70社に上る企業の代表者が參加した。商談會を通じ、雙方の企業は計23件、総額9億2680萬米ドルの提攜契約を締結。提攜分野はエネルギー、醫薬、果物、海産物、紡績、ワインなどに及んでいる。
在南アフリカ大使館経商処の栄延松參事官は、中國と南アフリカの関係について、現在が最も良好な時期で、全面的な戦略パートナー関係の実態も充実しているとの見方を示した。中國が南アフリカにとって最大の貿易相手國になると同時に、南アフリカも中國にとってアフリカで最大の貿易相手國。今回のヨハネスブルグ サミットの前に中國政府が派遣した買付チームは、サミットの目玉でもあり、中國と南アフリカの貿易構造の改善に寄與し、経済 貿易提攜の規模拡大、分野拡張、水準向上を後押しする見通しだ。
南アフリカ貿易産業省の幹部は、今回の商談會が南アフリカにとって重要な意義を持つと指摘した。南アフリカが「再工業化」の転換期に入り、多くの挑戦と試練に直面する可能性があるが、今後は南アフリカから中國へ価値ある商品の輸出を拡大したいと説明。また、中國政府がこれほど多くの企業を南アフリカへ連れてきたことに対して非常に感謝していると述べ、これがウインウインの機會になるとの見方を示している。
(チャイナネット)
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