
資料寫真
2015年10月26日、中國北部・河南省開封市在住のある女性は、長年交際した男性と入籍するために役所を訪れたが、ある理由から不受理になったという。
この気の毒な26歳の女性は、実際の顔と身分証の寫真が符合せず「本人確認ができない」として婚姻を受理されなかった。彼女はいわゆるフツウの美女だが、10年前、16歳の時に申請したという寫真付きの身分証は、確かに別人のようだ。本人の説明によると、成人してから顔の余分な肉が落ち、一重まぶただった目が自然と二重まぶたになったことや、16歳當時はオシャレや化粧のしかたも知らず、素のままで寫真を撮影したこと、また、寫真を撮影した設備がひどかったために寫りが悪く、実際の人相とはずいぶん違う容貌になってしまったという。日本で多くの人が運転免許証の寫真うつりに不満を持つのと似たようなものか。
この身分証のせいで、彼女はこれまでもさまざまな不便を強いられてきた。大學入試では替え玉受験を疑われ、銀行に口座を開設しようとすれば斷られ。そして今回、結婚できない事態にまで至ってしまった。なお、整形は斷じてしていないという。
幼いころはそれほど人目を惹かなかった女の子が、成長して見違える美女になることはよくあることだが、この記事に寄せられた5000件以上の読者のコメントは辛辣なものばかりだ。「ノーメイクで役所に行けば本人だと信じてもらえるのでは?素顔を見た彼氏に結婚を破談にされなければの話だけど」「自然に二重まぶたになれるなら、美容整形醫院はみんなつぶれるよ」「美しすぎてってことはないだろうよ…元がブスだったってだけの話だろ」など、世間の目は溫かくはない。
(新華網日本語)
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