
寫真はネットより
華人のいる所に中秋節(舊暦8月15日、今年は9月27日)の風習あり。英國で長年生活した王さんによると、英國ではこの日、ほとんどすべての華人が集合し、獅子舞や燈籠(とうろう)、ギョーザ、月餅なども登場し、にぎやかに祝日を祝う。その雰囲気は中國國內でよりも濃厚だという。新京報が伝えた。
韓國や日本、ベトナム、タイなどの東南アジアの國點にも中秋節を祝う習慣があり、それぞれユニークな過ごし方がなされている。
韓國の中秋節は「秋夕」と呼ばれる。親戚や友人に贈り物をするのが習慣で、「感恩節」とも呼ばれている。中秋節は、韓國では重要な伝統的祝日の一つで、その重要性は春節(舊正月)よりも高いとされる。現地では國民の福利厚生として3日間が法定休日となる。韓國の各家庭は毎年「秋夕」の早朝になると、新たに収穫した穀物や果実酒、ソンピョン、芋汁、バラエティ豊かな果物を祖先のために供えるのが習わしだ。
舊暦8月15日は日本でも、「十五夜」または「中秋の明月」と呼ばれて祝われる。日本人は月を鑑賞する習慣があり、「月見」と呼ばれる。中國人が月餅を食べるが、日本人は月見の際、もち米で作った団子を食べる。この団子は「月見団子」と呼ばれる。
ベトナムでは舊暦8月14日と15日の2日間、燈籠祭りが行われるほか、獅子舞や月見の習慣もある。タイの中秋節は「祈月節」と呼ばれ、8月15日の夜には、老若男女がそろって月をお參りし、幸福を祈願する。ラオスの「月福節」はさらににぎやかで、この日の夜には満月を鑑賞し、若い男女は朝まで踴り明かすという。
(人民網日本語版)
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