6月20日は世界難民の日です。グテーレス國連難民高等弁務官はこの日、経済的に豊かな國に対し、難民救助でより大きな責任を擔うよう呼びかける聲明を発表しました。
グテーレス弁務官は「新世紀に入って15年経ったが、多くの人が待ち望んでいる平和と安定はまだ先にある。人點の願いに反して、昨年、故郷を離れざるを得なかった人の數は、國連難民高等弁務官事務所の記録が始まって以來のどの年よりも多かった」と述べました。
さらに「考え方がどれほど違っていても、戦爭や迫害で住む場所を追われた人を庇護することは國際社會の人道主義義務である。しかし、一部の最も豊かな國は難民を侵入した者、仕事を奪う者、テロリストと見ており、難民問題に対して消極的な姿勢を示したり、誤魔化したりしている。これは目先のことしか考えておらず、非道徳的で危ないことだ」と指摘しました。
最新の統計によりますと、現在、世界では約6000萬人が家を失っており、そのうち約2000萬人が難民となっています。難民の半數以上が18歳以下だということです。
(中國國際放送局)
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