【新華社ニューヨーク4月28日】日本の安倍晉三首相が米國を訪問しているうちに、米國學者は安倍首相に歴史を直視し、隣國との関係を改善するよう促している。
ハーバード大學教授、東アジア問題専門家のエズラ・ファイヴェル・ヴォーゲル(Ezra Feivel Vogel )氏は27日、ニッケイ・アジア・レビュー(Nikkei Asian Review)の英文ウェブサイトで文章を発表し、次のように見なしている。安倍首相の今度の訪米は「日本が隣國との関係を改善するために礎石を築く」一つの「チャンス」であり、隣國と仲良く付き合うことが日本の利益に合致している。隣國との関係を改善するために、安倍首相が大膽に第二次世界大戦で日本軍人がやった恐ろしい事を認めねばならない。
それと同時に、ニューヨーク市立大學の霍見芳浩教授は『ニューヨーク・タイムズ』に宛てて手紙を出し、安倍首相と日本自民黨が「たくさんの歴史を教科書や日本人の記憶から抹消して、日本の卑しい過去を集団的に忘卻させ」、「さらに極東國際軍事裁判による日本の戦爭罪への審判を否認しようと企てている」ことを厳しく叱責した。この手紙は27日付の『ニューヨーク・タイムズ』に公表された。 (翻訳・編集/謝艶)
(新華網日本語)
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