
新疆ウイグル自治區カシュガル地區ヤルカンド県で、綿花品種「中綿所127」の種をまく綿作農家の人。(4月11日、小型無人機から撮影、ウルムチ=新華社記者/沙達提)
【新華社ウルムチ5月4日】中國綿花協會は4月30日、「中國綿花生産管理規範」を発表し、業界中核企業6社と國産綿花の持続可能な発展プロジェクト生産側協力協定を締結した。同プロジェクトの正式稼働は、業界の質の高い発展を促進する。
中國は世界最大の綿花消費國であり、最大の繊維製品輸出國でもある。綿花生産量は世界第2位を佔める。中でも新疆ウイグル自治區は、中國で最大、世界でも重要な綿花生産地で、2020年の生産量は516萬1千トンと全國生産量の87・3%を佔めた。綿花栽培の機械化と自動化はこの10年で大きく進展し、同自治區農業部門が発表した2020年のデータによると、機械収穫の割合は69・83%に達した。