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北京・円明園で文化財修復事業「修復1860」第3期が始動
jp.xinhuanet.com | 発表時間 2020-12-29 21:55:05 | 新華社 | 編集: 張一

24日、円明園管理処の考古作業所で、出土磁器片の仮接合作業にあたる文化財修復スタッフ。(北京=新華社記者/羅暁光)

【新華社北京12月29日】中國北京市にある清朝の離宮跡「円明園」でこのほど「修復1860」と呼ばれる文化財修復事業の第3期プロジェクトが始まった。今回は西洋樓遺跡から出土した西洋裝飾文様の入ったガラス部材を初めて修復する。

西洋樓は、円明園で造営された歐州様式の園林建築で、中國と西洋を調和させた蕓術的傑作とされる。外部裝飾としてはめ込まれたガラスは、西洋樓の中でも最も美しい中國的要素だといえる。

今回のプロジェクトでは、円明園から出土した康熙帝時代の青花竜鳳文碗、黃釉纏枝花文盤、闘彩水仙霊芝杯、乾隆帝時代の青花梵文高足碗などの磁器24點の修復も実施される。

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北京・円明園で文化財修復事業「修復1860」第3期が始動

新華網日本語 2020-12-29 21:55:05

24日、円明園管理処の考古作業所で、出土磁器片の仮接合作業にあたる文化財修復スタッフ。(北京=新華社記者/羅暁光)

【新華社北京12月29日】中國北京市にある清朝の離宮跡「円明園」でこのほど「修復1860」と呼ばれる文化財修復事業の第3期プロジェクトが始まった。今回は西洋樓遺跡から出土した西洋裝飾文様の入ったガラス部材を初めて修復する。

西洋樓は、円明園で造営された歐州様式の園林建築で、中國と西洋を調和させた蕓術的傑作とされる。外部裝飾としてはめ込まれたガラスは、西洋樓の中でも最も美しい中國的要素だといえる。

今回のプロジェクトでは、円明園から出土した康熙帝時代の青花竜鳳文碗、黃釉纏枝花文盤、闘彩水仙霊芝杯、乾隆帝時代の青花梵文高足碗などの磁器24點の修復も実施される。

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