
4月27日、小型無人機から撮影した須彌山石窟。(固原=新華社記者/王鵬)
【新華社固原5月1日】中國寧夏回族自治區固原市原州區にある須彌山石窟では4月以降、文物管理所が専門技術者を集め壁畫の修復作業を行っている。清代以降では初の緊急修復だという。石窟は、古代シルクロードで蘭州を経由せずに西安から直接武威に至る「東段北道」のルート上にある六盤山(りくばんさん)の北麓にある。南北朝時代の北魏(386~534年)後期に開削が始まり、その後の北周と唐の時代に盛んに造営された。1500年以上の歴史を持つ同自治區最大の石窟群であり、中國十大石窟の一つに數えられる。












