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ローマでの日記:中國から醫師と支援物資がイタリアに到着
jp.xinhuanet.com | 発表時間 2020-03-17 22:15:39 | 新華社 | 編集: 張一

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13日、伊ローマのコロセウムを通り過ぎる女性。(ローマ=新華社配信)

【新華社ローマ3月17日】イタリアの新型コロナウイルスとの闘いを支援するため、中國から醫療専門家と支援物資がローマに到着したというニュースが13日夜、ヘッドラインを飾った。私は友人や知人がこのニュースをどう捉えているのかについて、興味をそそられた。

中國人のクライアントを多く抱える弁護士のジョルジオ・ロンザーニ氏は、感染が拡大しているこの緊急時に、マスクが手に入らないことが大きな問題だと指摘している。

ロンザーニ氏は「マスクがいたるところでなくなった兆候が見て取れる。そのため、中國から送られてきたマスクは患者の多い地域でとても貴重になる。神からの贈り物のようだ」と語った。

「マスクが無ければ伝染は続いていく。ほかの醫療機器や中國からやって來た醫師と同様に、マスクがわれわれの醫療スタッフや病院を手助けしてくれるのは間違いない」

「中國の人工呼吸器も、急性症狀の患者が呼吸するのを助ける際、カギとなるだろう」と見解を示したロンザニ氏は、世界のほかの國や地域からも、もっと支援が屆けられることを望んでいると話した。

シニアビジネスコンサルタントのエバ・ダル・ポッツォ氏もこの意見に同意し、ほかの國點も模倣すべき素晴らしい取り組みだと述べた。多くのイタリアの病院では、新規患者のためのスペースがないため、中國からの支援、特に挿管器具は欠かせないという。

彼女は、イタリアの工場では短時間で多くの醫療機器を生産できないため、外國からの支援を歓迎すると説明し、「中國からの素晴らしい支援に感謝している」と語った。

12日、伊ローマのフィウミチーノ空港で、中國からの醫薬品を下ろす空港職員。(ローマ=新華社記者/程婷婷)

歐州連合(EU)のコネクティビティー(連結性)に関するシニアコンサルタントのチンチア・パスカーレ氏は、「イタリアの疲弊した醫療サービスにとって、新型コロナウイルスの治療に特化した醫療機器やマスク、醫療従事者を乗せた中國の飛行機がイタリアに到着することは、もちろん歓迎だ」と話している。

パスカーレ氏は具體的な事例を引用し、「私の家族は安全のため、長らく防護マスクを探していた。しかし、われわれが住んでいるロンバルディはイタリアでも感染の震源地で、マスクは手に入らなかった。昨日、オンラインで購入できたけれど、配達されるのは來月9日だ」と語った。

パスカーレ氏によると、イタリアのオンラインショッピングは衛生上の制限があり、配達サービスが滯っている。中國の醫療器具の支援がどれほど歓迎されているのか想像できると付け加えた。

13日、伊ローマの街を元気付けるため、フラッシュモブに參加する男性。(ローマ=新華社配信)

「中國が武漢でどう対応したかを見れば、緊急事態に圧倒されているイタリアの勇敢な醫師たちにとって、中國の醫療スタッフが寄與できることは多いと個人的に確信している」

中國とイタリアの二國間協力について、パスカーレ氏は「私の國イタリアは、中國から、そして中國が全世界に示した獻身と責任から學ぶべきだ」と高く評価した。

13日、伊ローマの通りを通り過ぎるマスクを着用した女性。(ローマ=新華社配信)

イタリア経済発展省の元政務次官のミケーレ・ジェラーチ氏は、フェイスブックに「われわれは中國から大きな助けを得られた。両國の醫師たちが経験を共有できるようになった。今後の協力に向けた最初の一歩を踏み出した今、早急に武漢モデルに目を向け、われわれの制度にも導入できることを願っている」と投稿した。

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新華網日本語

ローマでの日記:中國から醫師と支援物資がイタリアに到着

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13日、伊ローマのコロセウムを通り過ぎる女性。(ローマ=新華社配信)

【新華社ローマ3月17日】イタリアの新型コロナウイルスとの闘いを支援するため、中國から醫療専門家と支援物資がローマに到着したというニュースが13日夜、ヘッドラインを飾った。私は友人や知人がこのニュースをどう捉えているのかについて、興味をそそられた。

中國人のクライアントを多く抱える弁護士のジョルジオ・ロンザーニ氏は、感染が拡大しているこの緊急時に、マスクが手に入らないことが大きな問題だと指摘している。

ロンザーニ氏は「マスクがいたるところでなくなった兆候が見て取れる。そのため、中國から送られてきたマスクは患者の多い地域でとても貴重になる。神からの贈り物のようだ」と語った。

「マスクが無ければ伝染は続いていく。ほかの醫療機器や中國からやって來た醫師と同様に、マスクがわれわれの醫療スタッフや病院を手助けしてくれるのは間違いない」

「中國の人工呼吸器も、急性症狀の患者が呼吸するのを助ける際、カギとなるだろう」と見解を示したロンザニ氏は、世界のほかの國や地域からも、もっと支援が屆けられることを望んでいると話した。

シニアビジネスコンサルタントのエバ・ダル・ポッツォ氏もこの意見に同意し、ほかの國點も模倣すべき素晴らしい取り組みだと述べた。多くのイタリアの病院では、新規患者のためのスペースがないため、中國からの支援、特に挿管器具は欠かせないという。

彼女は、イタリアの工場では短時間で多くの醫療機器を生産できないため、外國からの支援を歓迎すると説明し、「中國からの素晴らしい支援に感謝している」と語った。

12日、伊ローマのフィウミチーノ空港で、中國からの醫薬品を下ろす空港職員。(ローマ=新華社記者/程婷婷)

歐州連合(EU)のコネクティビティー(連結性)に関するシニアコンサルタントのチンチア・パスカーレ氏は、「イタリアの疲弊した醫療サービスにとって、新型コロナウイルスの治療に特化した醫療機器やマスク、醫療従事者を乗せた中國の飛行機がイタリアに到着することは、もちろん歓迎だ」と話している。

パスカーレ氏は具體的な事例を引用し、「私の家族は安全のため、長らく防護マスクを探していた。しかし、われわれが住んでいるロンバルディはイタリアでも感染の震源地で、マスクは手に入らなかった。昨日、オンラインで購入できたけれど、配達されるのは來月9日だ」と語った。

パスカーレ氏によると、イタリアのオンラインショッピングは衛生上の制限があり、配達サービスが滯っている。中國の醫療器具の支援がどれほど歓迎されているのか想像できると付け加えた。

13日、伊ローマの街を元気付けるため、フラッシュモブに參加する男性。(ローマ=新華社配信)

「中國が武漢でどう対応したかを見れば、緊急事態に圧倒されているイタリアの勇敢な醫師たちにとって、中國の醫療スタッフが寄與できることは多いと個人的に確信している」

中國とイタリアの二國間協力について、パスカーレ氏は「私の國イタリアは、中國から、そして中國が全世界に示した獻身と責任から學ぶべきだ」と高く評価した。

13日、伊ローマの通りを通り過ぎるマスクを着用した女性。(ローマ=新華社配信)

イタリア経済発展省の元政務次官のミケーレ・ジェラーチ氏は、フェイスブックに「われわれは中國から大きな助けを得られた。両國の醫師たちが経験を共有できるようになった。今後の協力に向けた最初の一歩を踏み出した今、早急に武漢モデルに目を向け、われわれの制度にも導入できることを願っている」と投稿した。

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