中國湖北省武漢市にある火神山醫院の醫療従事者。(2月4日撮影、武漢=新華社配信/范顕海)
【新華社ジュネーブ3月7日】世界保健機関(WHO)の疫學者は5日、新型コロナウイルスによる肺炎感染の対策として、感染者や接觸者、市民の移動を特定するなど、中國の抜本的な対策が効果を発揮していると指摘、同様の対策を講じるよう各國に呼び掛けた。
WHO健康危機管理プログラムの技術指導者であるマリア・ファン・ケルクホーフェ氏は定例會見で、新型肺炎が流行する中で中國で出會った人點の確固たる意志に強く心を打たれたとし、中國ではすべての人が流行の下で自分の役割を知っていると指摘。また、自分と家族を守る方法や、感染を抑制するために共同でなすべきことも分かっていると述べた。
WHOは、症例を報告する國の數が増加する中、一部の國が新型肺炎を真剣に捉えていなかったり、できることは何もないと考えたりしていることに懸念している。特に醫療制度が充実していない國點でそうした傾向がある。
ケルクホーフェ氏は、シンガポールやベトナムなどでも中國と同様の対策が講じられているとし、「すべての國もできることだ」と強調した。
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