
キューバのハバナで開催された中國料理フェスティバルに參加し、書道のデモンストレーションを披露するアーティストの王忠友(おう・ちゅうゆう)氏。(1月17日撮影、ハバナ=新華社配信)
【新華社ハバナ2月24日】中華料理、中國の伝統醫學、武術、それらすべてがキューバで新たな居場所を見つけた。ここ2週間、ハバナ大學の學生の間で中國語が存在感を示している。
ハバナ大學の外國語學部と観光學部は、2月4日から中國語學習プログラムを開講した。これから1年半、キューバの學生16人は毎週火曜日と木曜日に教室に集まり、一日3時間、標準的な中國語を學習する。
北京語言大學の卒業生で、キューバで3年生活しているクラス擔任の許蕓(きょ・げい)氏は「キューバの學生は、中國語を學べることにとてもわくわくしている」と語った。許氏によると、今回のプログラムの応募者はあまりにも多く、受講できた16人の學生は幸運だったとしている。
受講している女子學生のローラさんは「言語學の観點から言うと、中國語は基本構造がしっかりしているため、學習が簡単です」と話し、自身とクラスメートは発音に苦労したと明かしている。
ローラさんは、「外國語を學べば、その國、その文化、その國の人たちを好きになれます。だから言葉は架け橋になります」と述べ、中國語プログラムの受講者が両國の人たちの親善大使になれると信じていると明かした。
キューバと中國は昨年11月、教育分野で共同事業を行う包括協定に署名した。この2年間の協定にはキューバの學校で中國語の教育を行うことや、キューバの學生への奨學金提供、それぞれの教育機関による情報交換などが含まれている。
キューバの大學のほかに、ハバナの孔子學院でも中國語や中國文化の人気が高まっている。2009年に設立された孔子學院は、中國の孔子學院本部とハバナ大學の協力を得て、2010年1月に學術活動を開始した。同學院はここ數年、大人から子どもまで入學者が急増している。
中國語を學ぶ多くのキューバ人は、中國の人點とコミュニケーションを取ることを楽しみにしており、自分たちの言語能力を仕事に生かしたいと考えている。ローラさんは「ハバナ大學の中國語クラスには、通訳になりたいと思っている學生がたくさんいます」と話した。
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