
30日、醫療用マスクを運ぶ甘粛省蘭州大學第2醫院のスタッフ。(蘭州=新華社記者/張睿)
【新華社蘭州1月31日】中國甘粛省の観光ガイド數人の呼び掛けによる募金で購入された醫療用マスク14萬9千枚が30日、ベトナムから2便に分けて空輸され、同省蘭州市の蘭州中川空港に到着した。マスクは感染予防・抑制に使用されるため同日中に地元の複數の醫療機関に向けて迅速に発送された。
募金の発起人の1人、地元観光ガイドの蘆永仙(ろ・えいせん)さんによると、わずか數日の間に観光ガイドや友人、華僑・同胞、篤志家ら500人以上から寄付金が集まったという。ベトナムやタイ、マレーシアなどで調達された使い捨て醫療用マスクはベトナムの空港に屆けられた。
寄付される物資は蘭州市に到着後、甘粛省紅十字會(赤十字會)の協力の下、20分足らずで通関を終えた。
自主的に車両を持ち込んだ有志が70箱分、10萬元(1元=約16円)相當の使い捨てマスクを甘粛省衛生健康委員會に輸送した。その後、マスクはスタッフによって蘭州大學第2醫院や同第1醫院、甘粛省中醫薬大學第1付屬醫院、甘粛省婦幼保健院など8カ所の醫療機関に一斉に送られた。(記者/梁軍)












