
11月30日、義鳥市の國際商貿城でスマートフォンを使って顧客に新商品の紹介をライブ配信する泰山さん(右)。(義鳥=新華社記者/譚進)
【新華社義烏12月4日】英國人のニゼルさんは2005年初め、中國浙江省義烏(ぎう)市の卸売市場國際商貿城を訪れ、経営者向けに英語の研修を行った。相手に「安如泰山(あんじょたいざん)」の印象を與えるため、ニゼルさんは自らの中國名を「泰山」とした。
泰山さんは2008年、大學で學んだマーケティング知識を実踐に移そうと、輸&&會社を設立。さらに2012年には、外國人バイヤーが集まるという同市の優位性を生かして洋食レストランを開いた。
2014年11月以來、中國と歐州を結ぶ國際定期貨物列車「中歐班列」のうち義烏を始発駅とする路線11本が相次いで開通、泰山夫婦の輸&&ビジネスもまた新たなルートを切り開いた。クリスマス商品からインテリア用品まで、泰山夫婦は數多くの中國製品を、歐米の國・地域に向けて次點と販売している。泰山さんは「中國製品は高品質かつ低価格、しかも品質は向上を続け、販売ルートもいっそう拡大している」と語った。
ビジネス環境の持続的な改善は、義烏市を訪れて商売を営む大勢の泰山のような外國人バイヤーを呼び込んでいる。現在、180萬種類余りの商品が同市から世界219カ國・地域へ向けて輸出されており、毎年約50萬人の外國人バイヤーが買い付けに訪れている。また同市に駐在している外國人バイヤーは、100余りの國・地域の約1萬5千人に上る。統計によると、同市には123カ國・地域の外資係企業が2829社あるという。












