【新華社貴陽7月9日】中國貴州省三都(さんと)シュイ族自治県に主に暮らす少數民族、シュイ族に伝わる馬尾繡(馬の尻尾の毛を使った刺しゅう)は、絹糸を巻き付けた馬の尻尾の毛を、下書きした模様の輪郭に沿って刺しゅうし、その後輪郭に沿ってさまざまな図案を刺しゅうで浮き上がらせたもの。技法は複雑で、蕓術的価値が非常に高く、中國の國家級無形文化遺産に指定されている。馬尾繡はシュイ族の女性が代點受け継ぐ特別な刺しゅう技法で、中國刺しゅうの「生きた化石」と呼ばれている。